メルカリが展開するバーコードコード決済「メルペイ」。
売上金がチャージできるなど、フリマアプリならではの仕組みで他のコード決済アプリと一線を画しています。
そんなメルペイですが、2020年7月よりメルペイ残高等を送れる機能を追加しました。
競合のPayPayやLINE Pay等では前々から実装されていた機能なので、かなり遅れての実装となります。
本ページではメルペイの送金機能の概要や、何が送れるのか、送る・受け取る手順などをまとめています。
メルペイに送金機能が追加
メルペイでは2020年7月13日に送金機能が追加されました。
「メルペイ残高やポイントを送りたい」という要望に答えた形とのことです。
手数料
送金に手数料はかかりません。無料です。
上限
本人確認の有無によって上限は異なります。
何が送れる?
メルペイには4種類のお金に相当するものがあります。
- メルペイ残高
- 売上金
- 無償ポイント(友達紹介やキャンペーン時に獲得)
- 有償ポイント(売上金で購入するポイント)
この中で送れるのは「メルペイ残高」と「有償ポイント」の2つです。
「メルペイ残高」は本人認証が完了している人しか利用できません。
本人認証をしているとメルカリで売れたものは勝手に「メルペイ残高」として扱われます。
本人認証が完了していない人がメルカリでものを売ると「売上金」として扱われます。
売上金をだれかに送りたければ「有償ポイント」を売上金で購入して送る形になります。
つまり送金機能で利用できるのは本人確認をしている人は「メルペイ残高」、本人確認をしていない人は「売上金で購入した有償ポイント」となります。
ちょっとややこしいですね。
無償ポイントは送れない
メルペイの無償ポイントは送金機能で送ることは出来ません。
メルペイのポイントは有効期限が迫って困ることが多いので、これを1つのアカウントに集約できるのであれば有り難かったのですが…残念です。
先述した通り、送れるのは「メルペイ残高」と「売上金で購入できる有償ポイント」の2つです。
送る・受け取る手順
実際にメルペイの送金機能を使ってみます。
【送る側】まずはメルカリアプリのメルペイ画面を開いて、中程にある「おくる・もらう」をタップします。
【送る側】次に「友たちにおくる」をタップします。
【送る側】送る金額を決めましょう。1円〜送ることが出来るのは便利ですよね。
【送る側】メッセージとメッセージカードを送ることが出来ますので、好みのものを選択してください。
【送る側】内容に問題がなければ一番したの「決定する」をタップします。
【送る側】メルペイに設定したパスコードを入力します。
【送る側】これで送金リンクの作成が完了です。「リンクをおくる」をタップすると、SNSアプリなどの送信候補が表示されます。
【送る側】今回はLINEでリンクを送ることにしました。
【もらう側】ここからは受け取り側の手順です。
送金のリンクをタップして…
【もらう側】金額・メッセージを確認したら「受け取る」をタップします。
【もらう側】これで「友だち確認依頼」の申請が完了しました。受け取り完了ではなく、「本当に私が受け取ってもいいの?」という確認になります。送り間違い防止機能です。
【送る側】ここからまた送り側の手順に戻ります。
友だち確認依頼の通知がきますので、内容に問題なければ「承認する」をタップします。
【送る側】これで送金は終了です、お疲れ様でした。若干手順が多い気もしますが、送り間違い防止のため必要な手順です。
おわりに
メルペイにもようやく送金機能が追加されました。
個人的にはポイント(無償のほう)の消化を忘れることが多いので、送れると有り難かったのですが…残念です。
メルペイでは2020年9月末まで「おくる・もらうキャンペーン」を開催していて、1人最大3500ポイントを獲得できます。
実際に参加してみましたが、3500ポイントをノーリスクでゲットできました。お得すぎます。
送金機能は残高の使い切りに打ってつけなので、今回の実装は大歓迎です。
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