ケンタッキーが発行しているKFCカード、みなさん使ったことはありますか?
贈り物として利用されることが多いKFCカードですが、手元に複数枚あると管理が大変だったり、会計時にどのカードを使うか迷ってしまいますよね。
そこで活躍するのがKFCカードの「残高移行機能」です。
実際に先日、1,000円のKFCカードを2つ頂く機会があったので残高移行機能を使ってみることに。
本ページではKFCカードの残高移行手順を画像付きでまとめています。
そもそもKFCカードってなに?
KFCカードはケンタッキーで使える電子マネーです。
自分で使うのもいいですし、ちょっとしたお礼に贈る場面に利用されています。

KFCカードは「物理カード」と「デジタルカード」の2種類がありますが、
- チャージすると繰り返し利用可能
- 残高上限は5万円まで
- 有効期限は最終使用日から2年間
などの特性は共通です。
残高をまとめる手順
今回は残高1,000円のデジタルKFCカードが2枚あったので、これを1枚のカードにまとめてみます。
まずは「移行元KFCカード」と「移行先KFCカード」、両方の「カード番号」と「PIN」を確認します。
デジタルカードならURLから確認を、物理カードなら裏面で確認します。

次にKFCカードのログインページに移行元KFCカード(残高を減らしたいカード)の「カード番号」と「PIN」を入力し、ログインを行います。

ログイン後、メニューの「残高移行」を選択します。

画面下部に移行先カード(残高を増やしたいカード)の「カード番号」と「PIN」を入力します。

今回はカード番号下4桁「3540」から「6858」に残高をすべて(1,000円)移行します。
ちょっとわかりにくいですが赤枠の「移行金額」のところが入力のテキストボックスになっているので、そこに移行したい金額を入力し、画面下部の「進む」を押します。

残高移行の内容に間違いがないことを確認し、「進む」を押します。

以上で残高移行は完了です。残高の移行はタイムラグがなく、即時に行われます。

一応移行後のカード残高を確認してみます。
こちらが移行元のカードです。残高が0円になっています。

こちらが移行先のカードです。残高が合算されて2,000円になっていますね。

残高を移行するメリット
KFCカードの残高を移行するメリットは次の通りです。
管理がしやすい
KFCカードはギフト用途が強いため、複数枚手元にある状況が起こりやすいです。
そのため1つの残高にまとめると管理が楽になります。
会計時に使用しやすい
KFCカードが利用できるのは1会計1枚までです。
複数のKFCカードがある場合には会計を分けるしかありません。
残高移行で合算することで、まとめて残高を消費できるのは大きなメリットです。
有効期限が伸びる
残高移行の隠れたメリットは「有効期限が伸びる」という点です。
KFCカードの有効期限は「最終利用日から2年」ですが、詳しくは
カードの発行日、最後にチャージした日、または、最後にバリューを使用した日、または、バリュー残高移行をした日のいずれか遅い日(当日を含む)から起算して2年間(1年365日)です。
https://www.kfc.co.jp/kfccard/terms
となり、残高移行をすると有効期限が延長されます。つまり2つのカード間で残高を移行することで、実質無期限の有効期限になるわけですね。
実際は有効期限前に使う人がほとんどだと思いますが、豆知識程度に覚えておくと、いつか役に立つかも知れません。
残高を移行するときの注意点
KFCカードの残高を移行するときの注意点は次の通りです。
移行元と移行先に注意
残高移行時は移行元と移行先を間違いないようにご注意ください。
「マイページからログインするKFCカード = 移行元」です。
上限は5万円まで
KFCカード残高の上限は5万円です。
5万円を超える金額を移行することは出来ないのでご注意ください。
PINを複数回間違えるとロックがかかる
マイページログイン時など、PINを複数回間違えるとロックがかかります。
ロックがかかるとKFCカードの利用は出来ますが、ログインや残高移行が出来なくなります。
ロックを解除するにはケンタッキーに問い合わせる必要があるため、かなり面倒です。
おわりに
KFCカードは1会計に1枚しか利用できないため、複数枚のKFCカードを持っている人は残高移行を有効活用しましょう。
なおKFCカードで払いきれなかった端数は、現金のみで支払いが可能です。
端数をクレカ・電子マネー・ジェフグルメカードなどで払えると更に使い勝手がいいのですが…これからの改善に期待です。
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