口寂しい時や、仕事中の眠気覚まし、すぐに歯を磨けない外食後など口内がスッキリするキシリトール配合のガムは人によっては欠かせない常備品です。
鞄には個包装の普通ガムを、自宅や職場にはボトルガムを常備している人も多いと思われます。
しかし、毎日何粒も食べる人には積もり積もってけっこうな出費になりますよね…
そこで本記事ではコンビニやドラッグストアなどでもほぼ確実に手に入る、クロレッツ・キシリトール・キシリッシュの3種類のガムを使って、それぞれのボトルガムと普通のガムの価格・粒数を比較してコスパを検証した結果をまとめました。
ボトルガムのほうが割安?
100円程で売られている普通のガムに比べて、大容量のボトルガムの方が割安なのはみなさんご存じのはず。
でも、鞄やポケットに忍ばせて持ち運ぶには個包装の普通のガムが欠かせません。
では一体普通のガムはボトルガムよりどれだけ高いのでしょうか。
以下では3種類それぞれのボトルガムの粒を全部数えて、普通のガムとボトルガムの価格・粒数を比較してみます。
クロレッツ
まずは、モンテリーズ・ジャパンのクロレッツを比較します。
ボトルガム
今回はクロレッツのボトルガムを近くのドラッグストアで613円で購入しました。
内容量は140gです。
数を数えて、重さも測ってみます。
内容量140gとのことでしたが、実際に計測すると144gで102粒入っていました。
1粒あたり約6円です。
他にもクロレッツがあったので、もう1瓶計測してみると、141gで101個でした。
どうやら140g以上は入っているのことは確実ですが、ボトルによって誤差があり、多く入っているラッキー商品があることが分かりました。
1粒の重さを測ると約1.4gだったので、少なくとも100粒以上は入る計算になります。
普通のガム(粒ガム)
クロレッツの粒ガムは14粒で120円程で販売されており、1粒当たり約8.5円です。
ボトルガムとの1粒当たりの差は約2.5円でした。
クロレッツの比較結果
買う値段にもよりますが、クロレッツのボトルガムは1粒あたり約6円、普通ガムは1粒あたり8.5円ということがわかりました。1粒食べるたびに2.5円の価格差があるのはちょっと損した気分ですよね。
普通ガムを基準に考えると、1パック14粒を食べ終わったときのボトルガムとの価格差は35円です。
ボトルガムを基準に考えると、普通のガムをボトルガムと同じだけ食べたときの価格差は約250円です。
ガムで250円の差は大きいですね。
キシリトール
次に、ロッテのキシリトールガムを比較します。
ボトルガム
キシリトールのボトルガムは内容量143gで645円で購入しました。
数を数えて、重さも測ってみます。
内容量143gとのことでしたが、143.5gとほぼ正確な内容量で95粒入っていました。
1粒あたり約6.7円です。
普通のガム(粒ガム)
キシリトールガムの粒ガムは14粒で120円程で販売されており、1粒当たり約8.5円です。
ボトルガムとの1粒当たりの差は約1.8円でした。
キシリトールの比較結果
買う値段にもよりますが、キシリトールのボトルガムは1粒あたり約6.7円、普通ガムは1粒あたり8.5円ということがわかりました。
買った値段の問題かもしれませんが、1粒食べるたびに1.8円と、クロレッツほど価格差はなかったです。
普通ガムを基準に考えると、1パック14粒を食べ終わったときのボトルガムとの価格差は約25円です。
ボトルガムを基準に考えると、普通のガムをボトルガムと同じだけ食べたときの価格差は約171円です。
キシリッシュ
最後に明治のキシリッシュを比較します。
ボトルガム
キシリッシュのボトルガムは内容量94gで321円で購入しました。
他と比べるとボトルの小ささと内容量の少なさが目立ちます。
数を数えて、重さも測ってみます。
内容量94gとのことでしたが、95.9gで63粒入っていました。
1粒あたり約7.1円です。
普通のガム(粒ガム)
キシリッシュの粒ガムは12粒で100円程で販売されており、1粒当たり約8.3円です。
ボトルガムとの1粒当たりの差は約1.2円でした。
キシリッシュの比較結果
買う値段にもよりますが、キシリッシュのボトルガムは1粒あたり約7.1円、普通ガムは1粒あたり8.3円ということがわかりました。
普通ガムを基準に考えると、1パック12粒を食べ終わったときのボトルガムとの価格差は約14円です。
ボトルガムを基準に考えると、普通のガムをボトルガムと同じだけ食べたときの価格差は約75円です。
持ち歩きはガムケースにボトルガムを入れるのがオススメ
3つのガムでボトルガムと普通のガムの価格差を計算したところ、どれも1粒当たり約1~2.5円の差があることが分かりました。
毎日食べるガムですから、積もり積もって大きな差が生じます。
そこでオススメしたいのが「ガムケース」です。
ボトルガムをガムケースに入れて持ち運べば、普通のガムを買う必要がなくなります。
ピルケース、サプリメントケースなどという名称で販売されていることもありますが、ポケットに入る小さなケースに少量のボトルガムを入れておけばとっても便利です。
タブレット入れのようなスライド式もあり、数百円で色々なデザインのものが手に入ります。
特定保健用食品を除き、ガムには賞味期限がありません。
しかし未開封でも湿気などにより劣化し、食感が悪くなることがあります。
ガムケースを使用することで、ボトルガムを自宅と持ち歩き用で兼用すれば品質が落ちる前に美味しく食べきれます。
おわりに
3商品のボトルガムの粒数を数えて計測してみましたが、どのガムも普通のガムよりボトルガムの方が1粒当たり1~2.5円程お得になることが分かりました。
沢山食べる人ほど大きな差になります。今回の検証ではボトルガム分を普通ガムで食べたときの差は最大250円にもなりました。
またガムケースを用いてボトルガムだけで過ごすのがコスパが良くオススメです。
人にあげたり貰ったりする際には、少し低し抵抗があるかもしれませんが自分や家族だけなら問題なしです。
是非お試しください。
当サイトでは同じような謎計算をする記事をたまに作成しております。お米の炊飯後の価格についても計算していますので、興味のある方は合わせてご確認ください。
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