2021年3月、ヤフオクから「値下げ交渉機能の提供を終了する」と発表がありました。
適用開始は2021年7月1日からです。
本ページでは「値下げ交渉機能終了の概要」「なぜ終了したのか」「対策や代替案はあるのか」の3点についてまとめています。
値下げ交渉機能が提供終了
ヤフオクは2021年3月末に『「値下げ交渉」機能終了のお知らせ』と題して、機能提供終了のアナウンスがありました。
適用開始は2021年7月1日で、6月中に「値下げ交渉あり」で出品した商品は7月も引き続き値下げ交渉が利用できるとのことです。
また自動再出品(最大3回まで)をしても値下げ交渉ありの設定が引き継がれるとのことで、ヤフオク上から完全に値下げ交渉ありの出品が無くなるのは2021年8月前後からになります。
なんで値下げ交渉は終了したの?
値下げ交渉機能が終了した理由は主に3つあると思われます。
1つ目は「単純に利用されている頻度が少ないから」というシンプルな理由です。
ヤフオクの値下げ交渉機能は「オークション形式」では利用できません。利用できるのは入札 = 即落札の「定額形式」で、かつ「値下げ交渉あり」としている出品のみが対象です。
ざっと出品物を見てみても、これを設定しているユーザがあまりにも少なすぎるのが現状です。
2つ目は「出品者にとって値下げ交渉機能は有益ではないから」という理由です。
値下げ交渉機能は多くの出品者にとって言葉は悪いですが「うざい」機能でしかありません。
なので「値下げ交渉なし」として出品している人が多いわけですが…。
フリマアプリ最大手のメルカリでも値下げ交渉機能にあたる「オファー機能」が2020年10月で終了したことからも、「値下げ交渉を面倒だと思う出品者が多い」という構図は明らかです。
3つ目は「ヤフオクはオークションに特化させたいから」です。
ヤフオクを運営するヤフーとしては「オークションはヤフオク」「定額形式はPayPayフリマ」という明確な使い分けを強く推進しています。
今は無期限停止中になっていますが、2020年頃には「ヤフオクでストア出品者の定額出品を停止する」とアナウンスしていたほどの意気込みです。
PayPayフリマには全ての出品に「価格の相談」という機能で値下げ交渉が出来ます。
ヤフーとしては「価格の相談をしたいならPayPayフリマを使ってね!」という意図なのかもしれません。
値下げ交渉終了の影響と対策
あまり使っている人がいない値下げ交渉機能ですが、一応終了したことによる影響と対策を整理してみます。
影響がない人のほうが多い?
しつこいようですがヤフオクでは多くの出品者が値下げ交渉機能を利用していません。
機能終了による影響はほぼ皆無だと思われます。
これからの対策と代替案
現在値下げ交渉機能を使っていて、これからも値下げ交渉機能が使いたい!という人は、商品説明欄に
値下げ交渉可能です。質問でご希望価格の提示をお願いします。
などと記載することをオススメします。
値下げ交渉機能のような簡便さはありませんが、質問欄で十分対応できる範囲だと思われます。
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おわりに
ヤフオクでは肥大化した機能の縮小を積極的に進めています。
直近では「最低落札価格の廃止」と「連絡掲示板機能の廃止」が記憶に新しいです。
ヤフオクの大目標は「オークション特化サイト」「定額出品はPayPayフリマへ」なので、これからも機能改修は頻繁に発生するものと思われます。
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