クレジットカードを持ちたくない人やギフトとしても広く活用されているプリペイド型VISAカードの「バニラVISA」。
バニラVISAの最大の特徴は「使い切り」という点です。
チャージが出来ないため、残高が0円になるとカードは破棄するしかありません。
そのため複数のバニラVISAを持っている場合には「どうにかして残高をまとめたいな~」と思うこともしばしば…
本ページではバニラVISAの残高をまとめる方法についてまとめています。
バニラVISAはチャージも残高移行も不可
いきなり結論になりますが、残念ながらバニラVISAの残高は合算することは出来ません。
バニラVISAの公式Q&Aにも次のような記載があります。
そのためバニラVISAは残高が無くなれば破棄するしかありません。
またバニラVISAの残高上限は10,500円のため、残高が合算できないのであればこれ以上の高額商品を購入することも出来ません。
ちなみに当たり前ではありますが、1会計に複数枚のバニラVISAを使うことは出来ません。
実店舗でもオンラインでも、1会計 = 1枚のクレジットカードしか利用出来ないからです。
というわけで、以下ではどうにかして複数枚のバニラVISAをまとめて使えないか模索してみます。
他のプリペイドカードにチャージできる?
まず思いつくのが
そうだ!複数のバニラVISAを、ほかのプリペイドサービスにチャージしてまとめて使おう!
という方法です。
しかし残念ならが本記事作成時点ではバニラVISAでチャージできるプリペイドカード等はありませんでした。
いずれも3Dセキュアが必要だったり、バニラVISAのようなプリペイドカードからのチャージは対象外だったり…
もしバニラVISAでチャージできるプリカをご存じの方はコメント欄で教えて頂けると嬉しいです。
SuicaやEdyにはチャージできる?
次に思いつくのが電子マネーへのチャージですが、これも本記事作成時点では出来ませんでした。
私が実際に試したのは直近で成功実績のあったSuicaとEdyです。
しかしSuicaはチャージ元カードに3Dセキュアが必須となったため不可に…。
またEdyは2021年11月~12月初旬まではチャージ成功報告をSNS上で見かけたのですが、中旬くらいから「チャージがエラーになった」「塞がれた」などの情報が見られます。
実際に私もチャージを試みましたが、エラーとなりました。
そのため本記事作成時点ではバニラVISA➡電子マネーへのチャージは出来ないのが現状です。
Appleギフトカードの購入もあり
上記のようにプリカや電子マネーに残高を合算することは出来ませんので、他のサービスで疑似的に残高を合算する方法も模索してみます。
例えば2021年末頃に刷新されたAppleギフトカード。
AppleギフトはAppストア周りで使えるほか、iPhoneやAirtagなどのApple製品が購入できるギフトカードです。
Appleギフトカードの種類は
- バリアブル(金額指定1,500円~50,000円)
- 1,500円
- 3,000円
- 5,000円
- 10,000円
の5種類があります。
1円単位で金額指定可能なバリアブルに対応しているため、残高を0円ピッタリにすることも出来ます。画像のように1666円という半端な金額でも購入できます。
また本記事作成時点では楽天市場でポイント還元もありました。
楽天カード決済ではないので還元率は落ちますが、少しでもポイント還元があるのは有難いですね。
なおAppleギフトカードはヤフーショッピングでも販売されていましたが、公式ストアでの販売ではない他、クレカ決済には対応していなかったので購入するのであれば楽天市場一択になりそうです。
ですが
手元のバニラVISAの残高が800円くらいだからAppleギフトカードが買えないんだよな…
私はiPhoneじゃなくてAndroidを使っているの…
という人は次の方法をオススメします。
やっぱりAmazonギフトでまとめるのがオススメ
バニラVISAを疑似的に合算して使う方法として多くの人にオススメしたいのがやはり「Amazonギフト」です。
Amazonギフトは15円から、1円単位で購入できるため残高を0円にするのにも適しています。
Amazonでは食料から雑貨、電化製品まであらゆるものを取り扱っているため、利用先に困ることはありません。
またバニラVISA1枚では最高1万円の買い物しかできませんが、複数枚のバニラVISA残高をAmazonギフトに交換すると、この制限が無くなります。
Amazonギフト券は複数種類あり、誰かに送れるEメールタイプのものもあれば
自分のアカウントに直接チャージするタイプのものもあります。
支払い方法で「クレジットカード」を選択し、バニラVISAカードの番号を入力するだけで気軽に、そして綺麗に残高を0円にすることが出来ます。
またAmazonギフトでチャージした残高はAmazonPayを通じて各ECサイトでも利用できます。
代表的なサイトは
- ふるさとチョイス
- 出前館
- コジマネット
- JTB(一部パック)
- ドスパラ通販
- プレミアムバンダイ
- ワールドオンラインストア
- 三越・伊勢丹オンラインストア
- ダンボールワン
などです。詳しくはこちらの記事で解説していますので、是非合わせてご確認ください。
おわりに
バニラVISAを使っているとあるあるの「残高を合算したい」問題。
残念ながらバニラVISAはチャージも残高合算も出来ませんが、他社のサービスを利用することで疑似的に合算することは可能です。
以前まではSuicaやEdyにチャージできたため使い勝手がかなり良かったのですが…2022年1月7日時点では出来なくなっています。
現時点で個人的にはAppleギフトまたはAmazonギフトに残高をまとめるのがオススメです。
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