出版社の「KADOKAWA」の新品の本が実質半額になることで話題の「ニコニコカドカワ祭り」をご存じでしょうか?
ニコニコカドカワ祭りには、春の祭典の「カドカワ祭ゴールデン」と秋の祭典の「ニコニコカドカワ祭り」がありますが、2024年春はイベント的な開催は無く、シンプルな「還元祭」のようです。
また、前回は還元率が30%へとダウンしていたため、1年ぶりの50%還元に注目度も高いです。
本記事では「カドカワ春の還元祭2024」のキャンペーンや、50%還元になるまでの流れ、オススメの購入方法、最大限本をお得に購入する方法などについてまとめました。
カドカワ春の還元祭とは?
いつもは「豪華景品」や「ニコ生アニメ一挙放送」「電子書籍ストアキャンペーン」等、イベント目白押しのカドカワの祭りですが、2024年春は図書カードネットギフトによる還元に特化したシンプルなものです。
2024年は3月14日~4月7日が対象期間で、この期間にKADOKAWAの本を購入すると、お得な特典を受けることが出来ます。
本記事作成時点で確認できたキャンペーン内容は次の2つです。
- 2024年3年14日(木)~4月7日(日):アプリ50%還元
- 2024年3年14日(木)~4月7日(日):プレゼントキャンペーン
以下では各キャンペーン詳細、応募方法についてまとめています。
目玉はアプリで最大50%還元
1番の目玉は「アプリで最大50%還元」です。内容は
- 2024年3年14日(木)~4月7日(日)に
- 店頭で購入したKADOKAWAの書籍・雑誌のレシートとバーコードを、
- KADOKAWAアプリにて購入後1週間以内に投稿すると、
- 本体価格の最大50%分のポイントが獲得できて、
- そのポイントで図書カードNEXTネットギフトに交換できる
というキャンペーンです。
要するに期間内にKADOKAWAの本を購入してキャンペーンに参加するだけで購入額の最大50%分が「図書カード」として戻ってくるキャンペーンなのです。
ただし、下記4点の注意事項には気を付けましょう。
- ネット書店での購入は対象外。ただし、店頭支払い等でレシートが出る場合は対象。
- 定価以外での購入は対象外。
- 同一商品はおひとり様1点までがポイント対象。
- 最大50%還元は図書カードネットギフト2,500円分まで、以降は最大30%還元(すべての還元上限は31,000円分)
小数点以下は四捨五入されてポイントが還元、また、図書カードネットギフトは10の位を四捨五入した100円単位での還元です。
最大50%還元に参戦してみた
まずは角川の本を買う
まずはKADOKAWAの本を購入するところがスタートです。
大きな書店に行くと、このようなコーナーが設けられていました。本屋さんも力を入れているイベントなんですね。
購入したのは子供用のなぞなぞの本です。
背表紙に「KADOKAWA」の文字があることを確認して購入しました。
レシートを無くすと応募できませんので大切に持ち帰ります。
アプリをインストール
続いて応募に必要なKADOKAWAアプリをインストールします。
応募には「KADOKAWAプレミアムメンバーズ」のアカウントでログイン、連携をすることが必須です。
アカウントをお持ちでない場合は「アカウントをお持ちでない方」に進んで登録を行いましょう。
応募
アカウントの登録、連携が完了したら「レシートの投稿」を行います。
下部の「レシート投稿」をタップし、レシートを撮影するだけです。
これで投稿が完了しました。
レシートに商品名が記載されていない場合には案内に沿って本のバーコードを追加で読み取る必要があります。
レシートの読み取りには数日かかることがあるようなので、すぐにポイントが付与されるわけではありません。
今回投稿したレシートは税抜800円だったため、数日後に半額分の400ポイントを獲得しました。
欲しい本を購入してレシートを投稿しただけで半額分が戻ってくるのはお得すぎます。
あとは応募期限内に図書カードNEXTネットギフトに交換するだけです。
図書カードNEXTの併用事情についてはこちらで詳しくまとめています。
おすすめの購入方法
普段「KADOKAWA」という括りで本を探すことが無かったため、今回の本を購入するのにもだいぶ手間取りました。
本屋さんに行ってから何となく買うものを決めよう~♪
と思っていたのですが、これは時間と労力の無駄だと痛感しました。
そこで「還元祭」の50%還元に参戦するにあたり、行うべきオススメの行動3点をまとめました。
購入する本を事前に決める
まず、出版社の数は沢山ありますので、なんとなく本屋さんに行って「これが欲しい!」と思った本はKADOKAWA以外である可能性が高いです。
そのため事前に公式サイトで検索することでKADOKAWAの本に限定して検索出来たり、もしくは電子書籍ストアを活用して出版社を絞り込んでも探しやすいです。
電子書籍ストアなら「試し読み」することも出来るので中身をチラッとみて、好みの本かが判断できます。
大きな書店で探す
小さな書店だとそもそも取り扱っていない可能性もあること、また店員さんに検索してもらう手間があることから、ネットや店頭の検索機で自分で気軽に探すことが出来る大きな書店がオススメです。
こちらは「三省堂」ですが、ホームページやアプリで在庫検索機能のある書店であれば、一目で事前に在庫の確認ができ、取り置きしてもらうことも可能です。
取り置きなら、レジに直行するだけなので時短&楽ちんです。
また、直接書店で探す場合には闇雲に本棚に向かうより、検索機で探すのがオススメです。
と言いますのも、文庫本などであればこのように出版社別になっていることが多いですが、絵本や雑誌はジャンルごとに分かれているため1つ1つ背表紙や裏表紙の「KADOKAWA」の文字を探すのはとても大変な作業です。
実際、今回はなぞなぞの本を求めて「なぞなぞ」コーナーに行っても、「KADOKAWA」の本は見つけられず、検索機で「なぞなぞ」「かどかわ」と入れて初めてヒットしました。
そして機械検索では在庫の有無が見れます。KADOKAWA祭り550%還元は期間が限られているため、取り寄せは待っていられません。
「なぞなぞ」「かどかわ」で検索して在庫があったのは赤枠の2冊です。
実際、今回購入したなぞなぞの本は「なぞなぞコーナー」ではなく「すみっコぐらし」コーナーにありました。
これは検索しないと見つけられませんでした。
セブンネットなどで店頭受け取り
最後にオススメなのが「セブンネットの店頭受け取り」です。
還元祭ではネット購入は対象外ですが、店頭支払いしたものは対象となります。
セブンネットなら受け取りを「セブンイレブン」にすることで受け取り時支払い可能、送料無料、在庫があれば2日ほどで受け取り可能です。
書店に行かずに近くのコンビニで完了するのはとても便利です。
実際に私も2022年のカドカワ祭り期間はセブンネットでコンビニ受け取りをしました。
またセブンネットでは毎週月曜日に本の購入キャンペーンが実施されています。
カドカワ祭りと重複するのは3/18、3/25、4/1(4月も継続して開催されていたら)なので、この3日間が狙い目です。
上手く利用したら還元祭の50%還元と合わせて、高還元が狙えるかもしれません。
お得な購入方法
ただでさえ最大50%還元とお得なカドカワ春の還元祭をさらにお得にする小技もあります。
期間中に何度も買う
欲しい本がたくさんある方にオススメなのが「高額な本から順に、分けて買う」のがコツです。
例えば、
- 本体価格5,000円の本を購入➡
- レシートを投稿➡
- 2,500円分のポイントを獲得➡
- 2,500円分の図書カードNEXTネットギフトに交換➡
- 交換した図書カードで2,500円の本を購入➡
- レシート投稿・・・
と、交換した図書カードで次の本を購入することで支出を抑えることが出来ます。
高い本から買っても安い本から買っても、還元上限は31,000円分(50%還元は2,500円分)です。
しかし実際にはポイント付与までのタイムラグがあるため、そこまでループ出来ないのが難点です。
また、足りない分はお得に手に入れた図書カードで支払うのもおすすめです。
図書カードは併用できるほか、金券ショップや電子チケットサイトでお得に購入が可能です。
支払い方法を工夫する
セブンイレブンなどのネット受取であれば常時5%還元が受けられる三井住友カードNLのタッチ決済がおすすめです。
特に、還元祭期間はスマホタッチで10%還元が行われているため、お得度倍増です。
セブンイレブンも対象ですので、
- カドカワ祭りアプリで最大50%還元
- 三井住友カードNLのタッチ決済で最大20%還元
- セブンイレブンネットのキャンペーン(例えば本のまとめ買い)
の3コンボも可能そうです。
詳しくはこちらの記事でまとめていますが、
三井住友系のカードを新規作成する場合は、紹介URLまたはポイントサイトを経由するのがお得です。
現時点(2024年4月22日)での紹介URLの還元は以下の表の通りですので、ポイントサイトと比べてお得なほうで作成するのがオススメです。
紹介する側(私)は「月に5人まで」という制限がありますが、紹介される側(あなた)にこの制限は関係ありませんので、いつでもご自由に使ってください!
https://www.smbc-card.com
ポイントサイトについては、2024年9月2日時点で以下のサイトがお得です。
プラチナプリファードはちょびリッチというポイントサイトを経由して三井住友カードNLを作成すると、8,000円相当のポイントが獲得できます。ただこれなら紹介URLが10,000円相当なので、ポイントサイトはあまりオススメしません。
三井住友カードゴールドNLもちょびリッチで公式特典の最大10,000円相当とは別に、8,000円相当のポイント、合計で最大10,500円相当が獲得できます。
ノーマルカードの三井住友カードNLはちょびリッチで、公式特典の最大3,000円相当とは別に、8,000円相当のポイント、合計で最大11,000円相当が獲得できます。
さらにOliveもカードの種類問わずハピタスを経由すると、3,000円相当のポイントが獲得できます。
Oliveについては紹介コードの入力も忘れないようにしましょう。
紹介コードを入力し、条件(口座残高10,000円以上)を満たすと、追加で1,000Vポイントが獲得できます。
紹介コードは
FF90340-5497679
です。長いのでコピー推奨です。
紹介コードのエントリーは「Oliveアカウント契約の前月から翌月末まで」有効なので、これから申し込む人はもちろん、既に発行済みの人もタイミングによっては間に合います!
話はポイントサイトに戻りますが、公式HPから対象のサービスをそのまま申し込むと、この特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
併用できたら還元祭の50%還元と合わせて、70%還元以上も狙えます!
ポイントを貯めるのもお忘れなく
書店によっては書店独自のポイントカードの他にdポイントや楽天ポイント、Pontaポイントなどを併用して貯めることも出来ます。
書店では独自のキャンペーンを行っていることも多いので要チェックです。
イオン内の書店であればお客様感謝デーを狙うことでWAONポイントが2倍です。
アプリで景品が当たる
最大50%還元が目立つ還元祭ですが、プレゼントキャンペーンも同時に開催されます。
ただ今回の内容はちょっとマニアックです。
確実に図書カードNEXTがゲットできる「アプリで最大50%還元」と同時に参加できるので抽選が外れても損はありません。(後述します)
参加手順は
- KADOKAWAの本を実店舗で買う
- レシートをKADOKAWAアプリで提出
- 購入書籍1冊ごとに本体価格の10%分のポイントを獲得(アプリで最大50%還元とは別のポイントです)
- ポイントで景品に応募
といった流れです。
獲得できる景品はポイント数に応じてアニメの台本や、色紙など全15類ですが、確実に当たるスマホ壁紙以外は狭き門です。
以下の画像は2022年のものですが、「図書カードNEXTネットギフトの還元」と「プレゼントキャンペーン」のポイントは、 完全に別のポイントとして扱われているため、先に抽選に応募しても図書カードNEXT交換用のポイントが減ることはありませんのでご安心ください。
今回は電子書籍派は向かないイベントですが、リアル書籍派は上で紹介したアプリで図書カードNEXT50%還元に参加しましょう!
おわりに
何かと話題の角川ですが、今年も「還元祭」が開催されます。
過去と比較すると、還元上限が下がったため魅力は薄いですが、それでも十分にお得なキャンペーンです。
また、下調べなく書店に出向いたことでなかなか目当ての本に出会えなかったため、事前準備の大切さを痛感しました。
出版社が限られること、期限が決まっていることなどから購入は早ければ早いほど良く、取り寄せの場合は特にスピード勝負です。
また、他のキャンペーンやお得な支払い方法との合わせ技で、最大限「お得」に購入することが出来ます。
分厚い本を買った場合には100円ショップでも手に入る「ページオープナー」や「ブックスタンド」がとても便利です。詳しくは以下の記事でまとめています。
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