ガスト・バーミヤン・ジョナサン・しゃぶ葉などの運営で知られるすかいらーく(3197)。
2017年に突然優待を3倍にするぞー!と発表したことでも注目を集めました。
そんなすかいらーくの優待ですが、2020年3月10日に2019年12月期分の優待が届きました。
すかいらーく 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
6月と12月、年2回です。
優待内容
すかいらーくの株主優待はプリペイドカード形式です。
以前は1,000円のカードもありましたが、現在は廃止されていて「3,000円」と「5,000円」の2種類のみになりました。
優待利回り
株価を1,600円と仮定した場合の優待利回りです。
100株 | 3.75% |
300株 | 4.16% |
500株 | 4.12% |
1,000株 | 4.31% |
優待を目的とするのならば、1,000株保持がお得ですね。
ただ1,000株となると取得金額も大きくなるので、300株・500株での保持もオススメです。
外食系優待は少ない株数のほうが優待利回りが高くなる銘柄もありますが、すかいらーくはそれに該当しません。
利用単位
優待は500ポイント単位(500円相当)で利用できます。
端数は現金のほか、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済が利用できます。
利用制限
利用ポイントの制限はありません。
1会計で何ポイントでも利用可能です。
アプリのクーポン等との併用可能です。
ただしレジ横の売店商品には利用できませんのでご注意ください。
出前・宅配での利用
株主優待券は宅配・出前は利用できません。
お持ち帰り(テイクアウト)での利用
株主優待券は店内飲食のほか、お持ち帰りでも利用可能です。
お釣り
お釣りはでません。
先述した通り端数は他の支払い方法と併用可能です。
利用可能店舗
すかいらーくが展開しているガスト等のブランドのほか、子会社が運営している店舗でも利用可能です
- ガスト
- バーミヤン
- ジョナサン
- しゃぶ葉
- 夢庵
- グラッチェガーデンズ
- 藍屋
- 魚屋路(ととやみち)
- chawan
- 三〇三(みわみ)
- ゆめあん食堂
- とんから亭
- から好し
- ばーみやん軒
- むさしの森珈琲
- La Ohana
- フェスタガーデン
- パパゲーノ
- グランチャイナ
- ブッフェ エクスブルー
- じゅうじゅうカルビ
- トマト&オニオン
利用可能店舗は公式サイトの「すかいらーく優待店舗検索」を見ると一目瞭然です。
URL:https://store-info.skylark.co.jp/yutaiken/
優待到着時期
6月期分 | 9月中旬に到着 |
12月期分 | 3月中旬に到着 |
数年保有している実績から、だいたい10日〜12日ころに到着するイメージです。
有効期限
株主優待の有効期限は到着月の1年後の月末までです。
有効期限が長くて助かりますね。
有効期限はカード裏面右上で確認ができます。
利用方法
優待カードの利用方法は至って単純で、使いたいカードを会計時に店員さんに渡すだけです。
店員さんは裏面のバーコードを読み取って残高を教えてくれますので、500円単位でいくら利用するかを伝えましょう。
優待カードを2枚・3枚と複数利用することも可能です。
残高の確認方法は3つ
株主優待カードの残高は以下3つの方法で確認できます。
- 利用後のレシート
- 専用コールセンター
- Webサイト
詳しくは株主優待に同封されている書類に「残高確認方法」の記載がありますのでそちらをご確認ください。
個人的には有効期限が差し迫らない限り、利用時に店員さんが残高を教えてくれるのでそれほど気にしたことはないです。
商品引換は出来ない
他の外食系優待によくあるような「商品引換制度」は利用できません。
すかいらーくは豊富な店舗数もウリの1つですので、利用先にはあまり困らない印象です。
株主優待改悪の可能性は?
外食系優待で常にささやかれる「優待内容改悪」の噂ですが、すかいらーくもご多分に漏れず…。
すかいらーくは人件費の高騰・店舗への投資などにより営業利益が伸び悩み、「優待内容を維持して減配」をした実績があります。
「優待内容を維持するために減配するって本末転倒では…」という意見も多くありましたが、すかいらーくは「株主優待による株価の維持」を選択しました。
本記事の作成日はちょうどコロナショックの真っ只中の2020/3/11です。
2200円あった株価が一時期1500円割り込む展開になっています。
まだコロナの影響による月次報告等のIRは挙がっていませんが、売り上げの減少は確実で、株価もそれを織り込んだものになっている(はず)状況です。
そんな中、個人的にはこのタイミングで株主優待を改悪はしないのでは?と考えています。
ここで株主優待を改悪すると、更なる株価下落待ったなし!なのは火を見るよりも明らかです。
過去に減配してまでも「株主優待による株価の維持」を決断したのであれば、この最悪のタイミングでの改悪は検討に値しないと思っています。
数年後はどうなるかはわかりませんが、コロナショックに起因する株主優待の改悪はないと考えています。
※あくまでも個人的な意見です。優待維持に相当なコストがかかっているのは事実なので、余力が無くなって改悪…という流れにならなければいいのですが。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
100株から年間6,000円の優待がゲットできるすかいらーく。
取得時の株価によっては、優待利回り + 配当利回りを合わせて5%オーバーも全然ありえます。
今はコロナショックで不安なチャートを描いてはいますが、株価はさておき、すかいらーくの「従業員ファースト」な企業体質は称賛に値するものだと思っています。
深夜営業中止の働き方改革や、新型肺炎の影響による休校で子連れ勤務OK、一定時間以上勤務すると子供の昼食を無料提供するなど、大企業とは思えないフットワークの軽さです。
株主優待の改悪は確かに不安ではありますが、このような姿勢に惹かれ現物を握っている私です。
これからも応援させて頂きます。
関連記事:
コメント