高級路線の唯一無二なファミレス、ロイヤルホストを運営していることで知られるロイヤルホールディングス(8179)。
ファミレス事業の他にも、ホテル事業やコントラクト事業など、収益の柱が複数あることでも有名です。
そんなロイヤルHDの優待ですが、2020年3月25日に2019年12月期分の優待が届きました。
ロイヤルHD 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
6月と12月、年2回です。
優待内容
ロイヤルHDの株主優待は紙形式です。
ロイヤルHDの優待券は毎回デザインが異なり、上の緑色が前回の優待券です。前々回は青のデザインでした。お洒落ですよね。
優待利回り
株価を1,800円と仮定した場合の優待利回りです。
100株 | 0.55% |
500株 | 1.11% |
1,000株 | 1.33% |
優待を目的とするのならば、1,000株保持がお得ですね。
ただ1,000株となると取得金額も大きくなるので、500株での保持もオススメです。
外食系優待は少ない株数のほうが優待利回りが高くなる銘柄もありますが、ロイヤルHDはそれに該当しません。
利用単位
優待は1枚500円相当です。
端数は現金のほか、クレジットカード・電子マネー・ジェフグルメカード等が利用できます。
利用制限
ロイヤルHDの優待券は利用制限がありません。
1会計で何枚でも利用可能です。
またロイヤルホストのお誕生日クーポン等の割引とも併用可能です。
ロイヤルホストをお得に楽しむ方法はこちらをご覧ください。
出前・宅配での利用
ロイヤルHDには「天丼てんや」等の出前が利用できる店舗があります。
出前館やUber Eatsが注文元なのですが、これらでは優待が利用できません(ロイヤルHD確認済み)。
お持ち帰り(テイクアウト)での利用
株主優待券は店内飲食のほか、お持ち帰りでも利用可能です。
お釣り
お釣りはでません。
先述した通り端数は他の支払い方法と併用可能です。
利用可能店舗
ロイヤルHDが展開しているロイヤルホストのほか、同グループ内の多くので利用可能です
ホテルのお会計にも使えるのは意外ですよね。
具体的な利用可能店舗は公式サイトの店舗検索を見ると一目瞭然です。
URL:https://www.royal-holdings.co.jp/ir/stockholder/preference/shop_list.php
また株主優待券に同封されている利用可能店舗一覧でも確認可能ですが、新店・閉店を確実に知るにはWebサイトをチェックすることをオススメします。
優待到着時期
6月期分 | 9月下旬に到着 |
12月期分 | 3月下旬に到着 |
数年保有している実績から、だいたい23日〜26日ころに到着するイメージです。
有効期限
株主優待の有効期限は到着月の1年後の月末までです。
有効期限が長くて助かりますね。
有効期限はカード表面に掲載があります。
利用方法
優待券の利用方法は至って単純で、使いたい枚数だけ会計時に店員さんに渡すだけです。
クーポン等を利用する場合には忘れずに提示しましょう。
楽天ポイントカードの提示を忘れずに
株主優待券を利用する場合、優待の利用分はポイント付与がされないことが大半です。
ですがロイヤルホストとカウボーイ家族の場合、楽天ポイントカード限定でポイントが付与されます。
楽天ポイントカードの提示は忘れないようにしましょう。
商品引換は出来ない
他の外食系優待によくあるような「商品引換制度」は利用できません。
ロイヤルHDは豊富な店舗数もウリの1つですので、利用先にはあまり困らない印象です。
株主優待改悪の可能性は?
外食系優待で常にささやかれる「優待内容改悪」の噂ですが、ロイヤルHDの優待改悪の可能性は低いと考えています。
ロイヤルHDは売上高は成長していますが、人件費の高騰・ホテルや店舗への投資などにより営業利益が伸び悩んでいます。
2017年をピークに、利益は右肩下がりな状況です。
また本記事を作成している2020年3月現在は、新型肺炎の真っ只中です。
外食事業・ホテル事業・コントラクト事業など、すべてで影響を受けており、その影響はこれからの決算で発表されます。
しかしロイヤルHDの株主優待利回りは1%前後と、他の外食系優待(すかいらーくやコロワイド系列)に比べて低い利回りです。
新型肺炎の影響で株価が下がっているのに、このタイミングで株主優待を改悪するのは考えにくい、と個人的には思っています。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
最大で年間24,000円相当の優待がゲットできるロイヤルHD。
しかし利回り(優待+ 配当)はコロナショックで株価が下がった現在でも、良くて3%前後とあまり優秀ではありません。
これからの株価の伸びに期待ですね。
なおコロナショックの現在では「出前」と「テイクアウト」が注目されています。
しかし、ロイヤルHDにおける外食事業の中核を担うロイヤルホストでは「出前」と「テイクアウト」に関してはあまり力を入れていない印象です。
テイクアウトに関してはいくつかのメニューに限り利用可能ですが、すかいらーくのように大きな広告を出したり、専用サイトを設けたりはしていない状況です。
出前に関しては気軽に導入ができないことから、とりあえずはテイクアウトの拡充と周知をしてくれればな〜と勝手に思っております。
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