2024年11月18日より全国の郵便局でポイント制度「ゆうゆうポイント」が開始しました。
「ゆうゆうポイント」は郵便局の利用や来局だけでも貯まる独自のポイントということで、実際に郵便局に行ってポイントを貯めてみました。

本記事では「ゆうゆうポイント」について、
- 対象の郵便局は?
- ポイントの貯め方
- ポイントの利用方法
- 有効期限
- ポイントの合算
等についてまとめています。
ゆうゆうポイント開始
2024年11月18日より「ゆうゆうポイント」が開始されました。
「ゆうゆうポイント」とは、郵便局の独自のポイントで、来局したり、郵便局の商品、サービスを利用するとポイントが貯まるシステムで、貯まったポイントはオリジナルグッズ等と引き換えが可能です。


このポイントを貯めるには物理的なポイントカードは無く「郵便局アプリ」が必須です(後述します)。
ポイントの貯め方
「ゆうゆうポイント」を貯めるには、いくつかの方法があります。
来局で貯める
1日1回(局)、来局ポイントが貯まります。
ポイントの貯め方は簡単で、アプリから郵便局に置いてある「来局ポイント用QRコード」を読み取るだけです。

ただし、この時アプリに「ゆうID」でログインをしておく必要があります。
ログインせずともQRコードを読み取ることは出来ますが、「仮ポイント」として一時保存され、後日ログイン後に来局ポイントとして付与される仕組みです。

仮ポイントは3件まで、且つ保存期間は2週間なので、忘れないためにもログイン状態で来局することをお勧めします。
郵便局での買い物・サービス利用で貯める
2025年8月4日から、郵便局でのお買い物でもゆうゆうポイントを貯めることができるようになりました(2025.8.4追記)。
窓口で「郵便局アプリ会員証」を提示の上で、以下の対象サービスを利用・購入すると1ptが貯まります。
- 郵便販売品(包装用品等)の購入
- 店頭販売商品、カタログ販売商品の購入
- 「ゆうパックスマホ割」利用の商品発送で100円(税込)につき1pt(ファミロッカー・PUDO、一部の簡易郵便局での差出もポイント付与対象)

切手、はがき、レターパックなど一部商品はポイント付与の対象外です。
さらに、2025年9月30日までは窓口での買い物・サービス利用でのポイントが2倍になるキャンペーンを行っています。

キャンペーンに参加して貯める
最も付与ポイントが高くなりそうなのが「キャンペーン」への参加です。
抽選ではありますが、本記事作成時点(2024.11.19)では2つのキャンペーンが実施中です。
お得なキャンペーンはサービス開始直後にのみ多いこと、また利用者の少ないサービス開始直後が当たりやすいと思われますので、早めの利用をお勧めします。

対象郵便局は?簡易局でも貯められる?
ゆうゆうポイントは簡易郵便局を含む、全国の郵便局で貯めることが出来ます。
いずれの郵便局にも目につくところにQRコードが設置されているようです。
使い道、交換先は?
貯めたポイントには以下の3通りの使い方があります。
ポイントで景品に交換
1つ目は「景品への交換」です。
交換可能な商品は本記事作成時点(2024.11.19)で78商品ありますが、どれもポイント数が大きいため、来店ポイントだけで交換するのなら「ぽすくま」グッズが限界だと思われます。


今後、郵便局の商品・サービスの利用でポイントが付与されればお菓子やジュースにも手が届くかもしれません。
ポイントで抽選に参加
本記事作成時点(2024.11.19)でゆうゆうポイントによる抽選はありませんが、今後、ゆうゆうポイントで参加できる抽選が行われる予定です。
来店ポイントがそこまで貯まらない人は一か八か抽選に賭けてみるのも手です。
郵便局でのお買い物で利用
2026年以降、郵便局でのお買い物のお支払いに、ゆうゆうポイントが1P=1円として利用可能になるそうです(予定)。

ポイント利用可能な対象商品に何が含まれるのかが気になるところです。
発表され次第更新予定です。
ゆうちょPay ポイントへの交換開始
郵便局のポイントと言えば、こちらの記事でもまとめている「ゆうちょPayポイント」がありますが、「ゆうゆうポイント」と「ゆうちょPayポイント」は全くの別物であり、従来、合算したり、ゆうちょPayポイントでの商品交換等はできませんでした。
ところが、2025年8月4日より「ゆうゆうポイント」から「ゆうちょPay ポイント」への交換が開始されました。

ルールは以下の通りで、「ゆうちょPayポイント→ゆうゆうポイント」への交換はできません。
- 交換レート:ゆうゆうポイント100pt につき、ゆうちょPayポイント100pt
- 1 回の交換可能ポイント数:100pt〜10,000pt
- 交換上限:1年間(1 月 1 日~12 月 31 日) で10,000pt
- 交換可能回数:1か月(1 日〜月末)で 5 回まで
- 交換後のゆうちょPayポイント有効期限:交換完了から1年

ゆうちょPayポイントは1P = 1円として利用可能なため、100pt以上貯まった場合には間接的にゆうゆうポイントも通常の支払いに充てることが出来ます。
家族で貯められる
1人だけでは「ゆうゆうポイント」が貯まらない人におすすめなのが「家族間のポイント送付」です。
家族への送付はアプリではなく「ゆうゆうポイントサイト」から可能です。
マイページのメニュー(画像赤枠)をタップし、「ポイントを家族に送る」から家族の登録ができます。

家族間のシェアには以下の制限がありますが、1ptから送れるため、家族みんなでポイントを持ち寄ることが出来ます。
- 登録できる家族は10人まで
- 二親等以内
- 1か月のシェア上限は5回
- 1年間(1月1日~12月31日)のシェア上限は10,000pt
- シェアできるのは通常ポイントのみ(期間限定ポイント、シェアされたポイントの再シェアは不可)
- シェアされたポイントの有効期間は5か月
ポイントは合算できない
家族間のポイントシェアは有効ですが、1人で複数のゆうIDを持っている場合のポイント合算は不可です。
また、それぞれのスマホアプリで1つのIDを家族間で共有することは出来ません。

そもそもゆうIDは1人1アカウントの規約となっています。
法人名義のゆうIDでもポイントが貯まる
会社名義のゆうIDでも、ゆうゆうポイントを貯める・使うことが出来ます。
ポイントは全部で3種類、有効期間は?
ゆうゆうポイントは種類により、有効期限が異なります。
- 通常ポイント:最終変動日(貯めた日・使った日)から1年後の同日23時59分59秒まで
- 期間限定ポイント:不明
- 家族ポイント:付与された日を含めて5か月

本記事作成時点で「期間限定ポイント」がないため分かりませんが、おそらくキャンペーンで付与されるポイントが期間限定であると思われます。

期間限定ポイント、家族からシェアされたポイントが変動しても通常ポイントの有効期間は延長されません。
実際にポイントを貯めてみた
実際に郵便局で来局ポイントを貯めてみました。
まずはアプリをダウンロード
まずは「郵便局アプリ」をダウンロードしておきます。

ゆうIDをお持ちの方はそのまま「ログイン」、IDのない方は「新規登録」から進みます。

あとは赤枠のカメラボタンから局内のQRコードを読み取るだけです。

郵便局でQRコードを読み込む
実際に郵便局にて、アプリからQRコードを読み込むと、

瞬時に来局ポイントが付与され、

通常ポイントとして貯まっているのが確認できました。

これからの発展に期待
サービス開始時は最高でも1日1ptの来店ポイントしか貯まらず、家族でポイントをシェアしたとて、たかだか知れていたゆうゆうポイントですが、「商品・サービスの利用でのポイント付与」「ゆうちょPayへの交換」が加わったことにかなりメリットが見えてきたように感じます。
2026年以降はポイントの使い道も増えるであろうことを考えると、無理して貯めるほどではないが、郵便局に行くついでに今からコツコツ貯めておいても良さそうです。
おわりに
郵便局にポイント制度が開始され、段々と貯め方、使い方のバリエーションが増えてきました。
お仕事で郵便局をよく利用する人などは相当数のポイントが貯まる可能性があるため、地道に貯めてみることをお勧めします。
当ブログでは他にも「郵便局」や「ヤマト運輸」に関する記事を多くまとめています。
宜しければご閲覧ください。








コメント