トイレが綺麗で遊具があり、近場に温泉もある人気のキャンプ場「鹿公園キャンプ場」。
千歳からも近く、札幌からも1時間ほどで到着するため、休日は予約なしでは入れないほど「人人人」。
そしてそんな鹿公園キャンプ場には便利でお得な「手ぶらキャンプ」があり、テントや焼き台を持たないキャンプ初心者に嬉しいプランがあるんです。
そこで、我が家も「手ぶらキャンプ」を利用してキャンプデビューをしてきました。
本記事では、鹿公園キャンプ場の「手ぶらキャンプ」について、
- 予約、受付、チェックアウトの流れ
- 設備や備品
- お得度
- メリット、デメリット
- 持参すべきもの
等についてまとめています。
大人気!鹿公園 手ぶらキャンプ
北海道勇払郡安平町にある「鹿公園キャンプ場」。
その名の通り、「鹿」がいることでも知られていますが、人気なのは隣接するキャンプ場です。
鹿公園キャンプ場には以下のような用途に応じた複数のプランがあります。
区分 | 区画サイト | フリー サイト | フリーサイト (大型テント) | 手ぶらキャンプ | バーベキューコーナー | キャンピングカー 持ち込み | 施設利用者 |
基本料金 | 3,000円 | 2,000円 | 4,000円 | 12,000円 | 400円 / 1人 | 1,000円 | 1,000円 |
町民料金 | 1,500円 | 1,000円 | 2,000円 | 12,000円 | 200円 / 1人 | 500円 | 500円 |
今回利用したのは太字の「手ぶらキャンプ」で、1日5組限定、12,000円で最大6人分のキャンプ道具がついてくる大変お得なセットです。
テントの設営・撤去も無く、帰宅後の片付けも最小限のため、キャンプの楽しいところだけが味わえます。
予約必須で早い者勝ち
本記事作成時点(2024.7.30)で8月の空き状況を見てみると、夏休み期間は平日も「キャンセル待ち」が多いのが分かります。
また、「5組限定」の記載ですが、実際は土壌の関係で今年度(2024年)はテントを2つ撤去しており、3組限定となっています。
予約は「なっぷ」というサイトからのみで、事前決済は出来ません。
なっぷで予約すると独自のポイントが貯まりますが、支払いに充てられるものではなく、使い道は「景品交換」または「抽選キャンペーンへの応募」となります。
実際に手ぶらキャンプをしてみた
実際に早めに予約をして、「手ぶらキャンプ」をしてきました。
まずはチェックイン+支払い(現金のみ)
キャンプ場に着いたら、第一駐車場に車を止めて「管理棟」に受付に行きます。
支払い後、
簡単に説明を受けて、ゴミ袋や説明書きを受け取り、テントに向かいます。
この時もらう紙には「花火エリア」の記載や、「ゴミの分別」について、「周辺の店舗地図」など大切な情報が載っています。
テントにて説明を受ける
受け付け後は200m程先にある「第2駐車場」に車を止め、指定のテントに向かいます。
ここで、備品や片付けについての説明を受け、
チェックリストを確認したら、あとはチェックアウトまで職員と関わることはありません。
チェックアウト必須
1日楽しんだ後はチェックアウトをして帰ります。
普通のキャンプであればチェックアウト時間前に帰宅しても良いのですが、手ぶらキャンプに限っては「備品の確認」「汚れや破損の確認」作業があるため、9時以降でないと帰宅できません。
9~11時までの間に管理棟に電話をすると、すぐに管理人さんが来てくれるため、備品の数や破損を確認してチェックアウトとなります。
テントの撤収は無いものの、寝袋やマットを元の状態にしまうなど、意外と朝は忙しいです。
また、ゴミは管理棟横のゴミ箱に捨てられるため、帰りも身軽です。
セット内容
使用できるのは右のテントと左のタープです(手前のワゴンは自分のもの)。
隣の手ぶらキャンプのテントとも距離があり、密着していないのが良いです。
また、テントは木製パレットを土台としているため、直接土に触れていません。
手ぶらキャンプのテント付近は芝ではなく、ほぼ土なので、有難い仕様です。
肝心な備品は、タープ下に「グリル、焚火台、焚き付け、炭、薪、火ばさみ」が用意されており、焚き付けや炭も十分すぎる量なので、足りなくなることはまずないです。
テント内には、人数分のシュラフ(寝袋)、シュラフインナー(シーツのようなもの)、マットがあり、中に入った土や砂を掃うホウキがあります。
網戸から土が入り込むため、荷物を入れる前に軽く掃き掃除することをオススメします。
また、マットは空気で膨らむタイプで、ボタンで繋げられる便利なものです。
さらにシュラフインナーは毎日洗濯しているとのことで、柔軟剤の香りがしっかりしました。
また、最大6名(大人2名、子供4名)とのことですが、我が家は大人2、子供2でちょうど良いサイズ感でした。
マットをギュウギュウに敷き詰めれば6人で寝られないこともないですが、大人2人 + 大きな子供4人は厳しそうです。
その他の備品はテント前のタープ下にまとまっており、大きなものでは、テーブル、イス、カセットコンロ、ランタン(3種類)、水容器、クーラーボックス(35L)があります。
なお、予約サイトにはクーラーボックスは「2個、保冷剤なし」と記載がありますが、実際にはクーラーボックスは1個で、大きな保冷剤(凍らせたもの)を2つ貸してくれました。
細かい備品は、全てクリアケースの中に入っており、
ガスボンベ(2本)、鍋、やかん、フライパン、飯盒、うちわ(2つ)、チャッカマン(3つ)、ガスボンベ(2本)、お玉、フライ返し、
まな板、包丁、缶切り、
トング、ブラシ、串、
食器洗剤(キュキュット)、スポンジ(新品?くらいキレイ)、
軍手(2組、新品)、キッチンペーパー(新品)、割りばし、プラコップ、深皿、浅皿がきれいなジップロックに小分けにされていました。
コンロや保冷剤、チャッカマン、キッチンペーパー等記載のないものまで十分な量が用意されていて驚きました!(書いてくれていたら持って行かずに済んだのですが…)
消耗品の数は充分
そしてこちらの消耗品は「余ったら持ち帰りOK」です。
割りばしや紙皿は「人数分」とのことだったので、一応予備に持参しましたが、4人の予約でも「割りばし16膳」「コップ20個」「深皿10枚」「浅皿12枚程」ととにかく余るほどありました。
受付でもらう大きなゴミ袋も、「生ごみ」「資源ごみ」「もやせるごみ」等、細かく分別できる十分な枚数がもらえます。
備品の移動不可
今回、家族が自前のキャンプ道具一式を持って同じキャンプ場に来ていたため、「備品の焼き台」を一緒に使えたらと思い、管理事務所に「焼き台を家族のテントに移動しても良いか」聞いたところ、「備品の移動はしないでください」とのことでした。
しかし、手ぶらキャンプのタープが大きいため、足りない椅子を持ち寄って、手ぶらキャンプの敷地内で一緒に楽しむことが出来るようです。
トイレ、駐車場が近い
手ぶらキャンプは駐車場に近い場所にあり、非常に便利でした。
また、第2駐車場にはキレイなトイレと炊事場(2022年リニューアル)、リヤカー、ドッグランがあるため、いちいち水をくまなくても歯磨きや手洗いなどを済ませることが出来ます。
ただアスレチックからは離れているため、遊んでいる子供を眺めながらの作業はできません。
手ぶらキャンプに足りないもの
何でも揃う手ぶらキャンプですが、持参すべきもの、おすすめのものは以下の通りです。
- 食材(油、調味料を含む)
- 飲料
- キッチンバサミ
- 使い捨ての鉄板(焼きそばが出来る!)
- タオル、着替え、スキンケア等(徒歩10分できれいな温泉あり)
- 花火、花火用バケツ
- ウェットティッシュ
- ティッシュ
- 虫よけスプレー(アブ、蚊、蜂が多い)
- ワゴン(リヤカーはあるが、ワゴンなら荷物を載せたままテント内に置けて便利!)
また、クーラーボックスは1つありますが、キャンプ場に食材を運ぶ際や残った食材を持ち帰る用の自前のクーラーボックスがあるとなお便利です。充電式のポータブル冷蔵庫なら言うことなしです。
手ぶらキャンプのメリット
鹿公園では1,000~3,000円でテントが張れますが、1,2000円をかけて「手ぶらキャンプ」を申し込むメリットは以下の通りです。
- 荷物が少なくて済む
- テント、寝袋等を買う必要がない(保管場所も不要)
- テント設営が無い
- シュラフインナーで寝具は清潔
- 車が小さくてもキャンプに行ける
- グランピングよりかなり安い
- キャンプのいいとこどりが出来る
- 忘れ物の心配がない
- 駐車場・トイレ・水場が近い好立地
特に太文字の4つのメリットは大きいです。
集合住宅の人はテントや焼き台をしまう場所、使い終えたテントを干す場所がない場合もありますし、必要なものを一式揃えると10万以上します。
ノースサファリサッポロのアニマルグランピングは家族4人で6万程したので、鹿公園の手ぶらキャンプは格安だと思います。
車が無くてもカーシェア
鹿公園キャンプ場は手ぶらキャンプで、JR駅が近いと言えど、やはり食材や着替えが必要なため車移動が断然便利です。
車が無い人に限らず、車がある人も旅行の際はカーシェアで大きい車を予約しておくと快適です。
当ブログでも便利なタイムズカーについて多くの記事をまとめていますが、どこのカーシェアが良いか迷っている方は「トヨタシェア」や「dカーシェア」「楽天カーシェア」などについてもまとめていますので、宜しければご閲覧ください。
またタイムズカーを申し込む予定の人は、お得な紹介キャンペーンを活用しましょう。
60分間(880円~1,760円)が無料になるeチケットがゲットできます。
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おわりに
札幌から約1時間の人気のキャンプ場「鹿公園キャンプ場」の「手ぶらキャンプ」に行ってきました。
実際に行くと、公式サイトには記載のない細々とした備品も多く揃えられており、炭や着火剤、紙皿、割り箸等の消耗品も余るほど十分に用意されていたのに驚きました。
また、「誰が寝たか分からない寝袋」に抵抗がある方も、中のシーツは毎日洗濯しているそうなのであまり神経質にならずに楽しめそうです。
他にも北海道内を中心に、子連れ向きのホテルや施設についてまとめていますので、宜しければ合わせてご覧下さい。
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