北海道札幌市では、2021年11月より「大型ごみのネット申込」が始まっています。
また、2024年3月12日からはコード決済も導入され、さらに便利になっています。
ベッドやソファなど、ゴミ袋に入りきらない大型ごみの回収は、電話をして、シールを買って…という流れが従来のものですが、今や
- 24時間、365日いつでも申し込み可能
- シールを買わずともお得にネット決済が可能
と、とても便利になっています。
私も初めて大型ごみのネット申込を利用したところ、とても便利だったためその流れをまとめました。
本記事では、札幌市の大型ごみネット申込について、
- ネット申込の流れ
- 支払い方法
- ネット申込のメリット、デメリット
- ゴミの持ち込み(自己搬入)
等についてまとめています。
大型ごみ回収はネットで申し込める
近頃は多くの自治体で「大型ごみ(粗大ごみ)回収のネット予約」が行われていますが、私の住む札幌市でも2021年11月より「大型ごみのネット申込」が開始されました。
また、2024年3月12日からはこれまでは店舗でのシール購入またはクレジットカードによる事前決済のみだった支払い方法ですが、コード決済も加わったため、手軽さに惹かれてネット申込を利用してみました。
今回大型ごみに出すのは、「マットレス(ダブル)」です。
切り刻んで一般ゴミとして回収することも可能なようですが、我が家のマットレスはコイルが入っているため流石に解体と分別の労力を考えて、大型ごみに出すことにしました。
大型ごみネット申込の流れ
以下ではスマホを利用していますが、パソコンのブラウザでも流れは同様です。
まず「札幌市 大型ごみ インターネット」と検索するか、こちらから「札幌市大型ごみインターネット受付」ページを開きます。
「ジモティー」などを勧められますが、そのまま下にスクロールすると「申し込み」ボタンが出てきます。
初めての申し込み、2回目以降の申し込みに関わらずメールアドレスを入力・送信し、
送られてきたURLをクリックして、
氏名、電話番号、住所等を入力します。
(メールアドレスが同じ場合、2回目以降は情報を入力する手間が省けます。)
続いて地図で場所を確認して(ピンがズレていても入力した住所が合っていればOK)、
品目を選択します。
「分類の選択」または「品目名の入力」から検索し、該当品目にチェックを入れます。
続いて「排出日」の選択です。
大型ごみの収集は曜日が決まっているため選択肢は少ないですが、翌週まで選択可能でした。
最後に支払い方法を選択し、
申込内容を確認して、
「申込をする」をタップします。
今回はPayPayアプリが入っているスマホで申し込みをし、PayPay支払いを選択したため、そのまま決済をして終了です。
申し込み後に「4桁の受付番号」がメールで送られてくるため、
適当な紙に番号を書いて貼り付け、回収日の8:30までに指定の場所に置いておくだけです。
素材や天気によってはガムテープが剥がれるため、直前に貼るのがおすすめです。
おまけに収集日前日にもメールをくれるため忘れる心配もありません。
思い立った時にいつでも申し込みと支払いが出来てとても便利で簡単でした。
支払い方法
本記事作成時点(2024.9.20)では、店舗でのシール購入の他、以下の事前決済が選択できます。
- クレジットカード
- LINE Pay
- PayPay
コンビニやドラッグストアなどで販売されている「大型ごみ処理手数料シール」ですが、セブンイレブンでのnanaco支払い、ファミリーマートでのファミペイ支払いなどの場合を除き、多くの店舗では「現金のみ」のためお得さにも欠けます。
それであればネット申込+事前決済の方がキャッシュレスの選択肢が広がり、楽でお得の一石二鳥です。
私はPayPayで支払いましたが、通常ポイントやスクラッチくじ得点で17pt獲得できました。
例えばニトリでは、マットレス買い替え時の引取は「4,400円」発生するため、1,800円でゴミに出す方が安く済みます。
キャンセル・変更は?
電話でゴミ収集を申し込むと、「旅行で指定日に出せなくなった」「人に譲ることになった」等の突然の変更やキャンセルも、また電話をしなくてはならず億劫且つ申し訳なくなりますが…
ネット申込なら収集の2日前(清田区は4日前)の16:30まで変更、取消が可能です。
メリット
実際に利用して分かった「札幌市大型ごみのネット申込&事前決済」のメリットは6点です。
- 24時間、365日いつでも申し込み可能
- シールを買いに行かなくて良い
- キャッシュレス決済が出来る
- 申込内容の確認・変更・取り消しがしやすい
- 電話で話さなくて済む
- 前日にメールをくれる
メリットだらけではありますが、事前支払いでクレジットカード以外のキャッシュレス決済が選択できるのは革命的です。
デメリット
今回実際にネット申込、事前決済をして感じたデメリットは1点のみです。
- シールを貼っていないため不法投棄っぽい
やはり、ネット申込、事前決済が可能になってもまだまだ、電話申し込みやシールを購入している人が多いものです。
そんな時、大型ごみ置き場で我が家のマットレスだけ手書きの紙を貼っていたため、何だか変な感じがしました。
大型ごみは持込みで安くなる
大型ごみを含む家庭ごみは「処理施設」への自己搬入が可能です。
ゴミの種類によって持ち込み可能な処理施設は異なりますが、ふとんや家具などの大型ごみは「破砕工場」への持ち込みが可能です。
札幌市の破砕工場は以下3か所で、日曜、三が日、整備期間を除く9時00分~16時00分まで受付可能です。
200円/10kg(端数繰り上げ)で、現金支払いとなりますが、今回のようなコイル入りのマットレスは1,800円発生するため、それが数百円で済むのはかなりお得です。
持ち込み場所は限られており、搬入するための車も必要になるなど利用者はかなり限られますが、お近く且つ、軽トラなどをお持ちの方におすすめの方法です。
買い替え時には引取という選択肢も!
今回のマットレスのような大型家具購入時は、配達時に古いものをそのまま引き取ってくれるサービスがよくあります。
詳しくはこちらでもまとめていますが、
例えばニトリの場合、公式サイト、楽天市場店、ヤフーショッピング店のいずれもで引取サービス(別途税込4,400円)があります。
有料ではありますが、「大型ごみ回収の日まで保管する場所がない」「ゴミ捨て場まで持って行くのが大変」という人には有難いサービスです。
特に、Amazonでは無償引取を行っており、ニトリAmazon店も対象です。
ただし、本記事作成時点(2024.9.19)時点では以下の対象地域に限られますが、対象地域の方は、Amazon注文が楽&お得そうです。
■ 東京都:23区内・府中市・稲城市・多摩市・国分寺市・三鷹市・小金井市・調布市・武蔵野市・立川市・狛江市・あきる野市・羽村市・国立市・小平市・昭島市・清瀬市・西多摩郡瑞穂町・西多摩郡日の出町・西東京市・青梅市・東久留米市・東村山市・東大和市・日野市・八王子市・武蔵村山市・福生市
■ 神奈川県:川崎市・横浜市・相模原市・南足柄市・愛甲郡愛川町
■ 埼玉県:さいたま市・川越市・川口市・所沢市・春日部市・狭山市・上尾市・草加市・越谷市・蕨市・戸田市・入間市・朝霞市・志木市・和光市・新座市・八潮市・富士見市・三郷市・吉川市・ふじみ野市・入間郡三芳町・北葛飾郡松伏町・日高市・飯野市
■ 千葉県:市川市・船橋市・松戸市・習志野市・柏市・流山市・八千代市・浦安市・千葉市稲毛区・千葉市中央区・千葉市美浜区・千葉市若葉区・千葉市花見川区
■ 愛知県:名古屋市・一宮市・春日井市・小牧市・稲沢市・岩倉市・清須市・北名古屋市・あま市・豊山町・海部郡大治町・海部郡蟹江町・海部郡飛鳥村
■ 大阪府:大阪市・堺市・池田市・箕面市・摂津市・守口市・八尾市・豊中市・吹田市・松原市
■ 兵庫県:尼崎市・西宮市(一部地域を除く)・伊丹市
さらに、Amazonはプライム会員なら常に送料無料、一般会員でも2,000円以上なら送料無料です。
おまけに返品も楽々なため、寝具や家具などの大きい買い物をする際は意外とAmazonが使えます。
我が家も新しいマットレスはニトリAmazon店で購入したため、対象地域であれば引取制度を利用したかったです。無念。
おわりに
これまで大型ごみの回収は「電話しなきゃ~」「シール買いに行かなきゃ~」「シールあそこのコンビニにあるかな?」など、面倒に感じることが多くかなり億劫でした。
今回初めて「ネット申込」と「ネット決済」を行ったことで、24時間365日いつでも申し込みと支払いができ、シールを買いに行く手間もなく非常に効率的でした。
特に、ゴミのシール=現金払いが多い中で、ネットでキャッシュレス決済が出来たことが、お得度的にも良かったです。
当ブログでは他にも「北海道に関する記事」や「様々な商品・サービスのレビュー」について多くの記事をまとめています。
宜しければ併せてご閲覧ください。
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