お金の流れを見える化できることで大人気の「マネーフォワードME」。
私も愛用しているツールなのですが、残念ながら2022年12月7日より無料プランの内容に変更が入りました。
とりあえずはマネーフォワードME側の粋な計らいで、１カ月プレミアムプランの無料チケットが配布されましたが、その期限も切れ、この先どうしようか迷っている人も多いはず…
ということで本ページではマネーフォワードMEからの乗り換え先で、「これ一択でしょ！！」と思えるほどオススメなサービスをご紹介します！
マネーフォワードMEの無料プランが改悪へ
まずはざっくりとマネーフォワードMEの改悪について触れておきます。
2022年12月7日より、無料版の連携数を10個 ➡ 4個に変更される発表がありました。
影響があるのは無料会員だけで、有料会員に変更はありません。
現在5件以上連携している無料会員は、2022年12月7日以降に4件に絞る必要があるようです。
同時に無料会員で5件以上連携している場合、30日間無料のプレミアムサービスクーポンがプレゼントされます。
詳しくは公式アナウンスをどうぞ。
https://corp.moneyforward.com/news/info/20221107-mf-press/
この変更により
4件じゃ全然足りなくて使い物にならないんだけど！
プレミアムプランに加入するか、違うサービスを使うか迷っちゃう…
などの声がSNSを中心に挙がっています。
マネーフォワードMEのプレミアムプランは月額500円・年払い5,300円（Web版での申し込み時）となり、「お金を管理するのにお金を払う」という状況に疑問を持つ人も多いのが現状です。
というわけで以下ではマネーフォワードMEの代わりはコレ！というサービスをご紹介します。
代わりはマネーフォワード for 住信SBIネット銀行がオススメ！
結論から言うと、マネーフォワードMEに代わるオススメのサービスは
「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」
です。
本家マネーフォワードMEの無料プランは10件➡4件に連携数が減りましたが、マネーフォワード for 住信SBIネット銀行は無料プランでも10件まで連携可能です。
しかもシステムはまんまマネーフォワードMEなので、今まで通りの使用感でお金の管理が出来ます。
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行とは
「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」は、名前の通りマネーフォワードMEが提供しているサービスです。
マネーフォワードMEでは「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」以外にも
- マネーフォワード for YMFG
- マネーフォワード for 静岡銀行
- マネーフォワード for 東邦銀行
- マネーフォワード for 滋賀銀行
- マネーフォワード for 群馬銀行
- マネーフォワード for 岡崎信用金庫
- マネーフォワード for 三井住友信託銀行※Web版サービスのみ対応
- マネーフォワード for 筑波銀行
- Linkx家計簿 Powered by マネーフォワード
- マネーフォワード for 栃木銀行
- マネーフォワード for ＜みずほ＞※Web版サービスのみ対応
- マネーフォワード for JAバンク
- マネーフォワード for 徳島大正銀行
- マネーフォワード for アフラック
など、特定の金融機関やサービスに対して同様のサービスを展開していますが、オススメしたいのは「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」です。
その理由は
- 住信SBIネット銀行を連携しても連携数にカウントされない（詳しくは後述）
- 本家マネーフォワードMEから口座情報をコピーできる（公式Q＆Aはこちら）
と言った利点があるからです。
本家マネーフォワードMEとマネーフォワード for 住信SBIネット銀行は異なるアカウントになるため、アカウントの新規作成から始める必要があります。
マネーフォワードMEとの違い
ここで気になるのが
「本家マネーフォワードME」と「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」って何が違うの？
という点ですよね。
私はパソコンでマネーフォワードMEを使うことが多いのですが、左が本家マネーフォワードME、右がマネーフォワード for 住信SBIネット銀行のホーム画面です。
本家マネーフォワードME 
for 住信SBIネット銀行
同じシステムを使っているのでほぼ同じ画面構成となっていて、パッと目に付く違う点が
- 左上のロゴ
- 左側の円グラフ表示
- 右側の広告表示
の３点です。
本家マネーフォワードMEのほうは円グラフがプレミアム機能になっていますが、for 住信SBIネット銀行は無料版でも利用可能になっています。
また本家マネーフォワードMEは広告が常に表示されますが、for 住信SBIネット銀行は広告が非表示です。
さらに本家マネーフォワードMEではプレミアム機能である
- 入出金・残高情報の一括管理
- 該当金融機関の残高をホームですぐに確認
もfor 住信SBIネット銀行では無料プランで利用可能です。
つまり本家よりマネーフォワード for 住信SBIネット銀行のほうが上位互換なものになっています。
ちなみにこちらは１番使われるであろう口座一覧ページですが、こちらもマネーフォワード for 住信SBIネット銀行版と本家では何も違いはありません。
今までマネーフォワードMEを使ってきた人であれば、何の違和感もなく使えるのが利点です。
なお本家マネーフォワードMEで出来て、for 住信SBIネット銀行で出来ない機能は
- 「ICカードリーダー by マネーフォワード」との連携
- 「マネーフォワード クラウド」シリーズとの連動
の２つです。
私はこの２つを全く使っていないので問題ないですが、これらを多用している人はご注意ください。
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行も改悪される？
本家マネーフォワードMEで無料プランの連携上限数が10件➡4件に減ったため、
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行も同様に改悪されるのでは…
と思い、マネーフォワード公式に質問してみたところ、
との返答がありました（2022年12月中旬の返信）。
というわけで、しばらくはマネーフォワード for 住信SBIネット銀行の無料プランでも、10件の連携は維持される模様です。
住信SBIネット銀行口座が無くても利用可能だが…
「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」という名前を聞くと、「住信SBIネット銀行の口座を持っている人だけが使えるサービスだ」、と思いがちですが実は違います。
「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」はメールアドレスさえあれば、だれでも使えるツールなんです。
ただしマネーフォワード for 住信SBIネット銀行を使うのであれば、住信SBIネット銀行は開設するのがオススメです。
なぜなら住信SBIネット銀行は、マネーフォワード for 住信SBIネット銀行の連携数にカウントされないからです。
私は「自分」と「家族」、２つの住信SBIネット銀行口座を持っていますが、２つともマネーフォワード for 住信SBIネット銀行に連携しています。
ですが住信SBIネット銀行口座は連携数にはカウントされないので、住信SBIネット銀行口座を除き + 10件、つまり全部で12件の連携が出来ています。
人によっては、改悪前の本家マネーフォワードMEより使い勝手いいです！
住信SBIネット銀行は「振込手数料」と「ATM手数料」を無料にするには持っていて損はない口座です。
「スマート認証NEO」という専用アプリさえインストールしておけば、誰でもランク２になり、月５回まで各手数料が無料になる太っ腹な銀行です。
もちろん銀行口座の開設は無料です！
どうせ住信SBIネット銀行を開設するなら
ここまで読んで
それなら住信SBIネット銀行を開設してみようかな…
と思われた方がいましたら、オススメしたい開設方法があります。
それはSBI証券を同時に申し込んで、ちょっとしたお小遣い稼ぎをする方法です。
SBI証券は住信SBIネット銀行を運営するSBIグループが運営する証券口座ですが、ポイントサイトを経由して開設することで、５千円～１万円相当のポイントをゲット出来ます。
残念ながら住信SBIネット銀行単体での案件はほぼないので、SBI証券と同時申し込みをするのがオススメです。
SBI証券の開設案件は必ずと言っていいほど、住信SBIネット銀行のハイブリッド口座（SBI証券に即時入金ができる口座）からの入金が条件となっています。
ポイントを獲得する条件はあくまでも「入金」だけなので、株の取引等をする必要はありません。
なのでSBI証券と住信SBIネット銀行を同時に申し込むことで、ノーリスクでお小遣いをゲットしつつ、住信SBIネット銀行を開設することができます。
これはSBI証券に限らずで、証券口座を作成するときは必ずポイントサイトを経由しましょう。
例えば本記事作成時点（2023年1月11日）では、ハピタスというポイントサイトを経由してSBI証券開設で、8,000円相当のポイントが獲得できます。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千～数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
他のオススメツールは？
このページでは「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」をオススメしていますが、他にも似たようなサービスは複数あります。
有名どころで使い勝手が良さそうなところだと
などがオススメです。
私は管理する銀行口座・証券口座・クレカが多すぎるのと、パソコンで使いたいため、「マネーツリー」と「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」の２つを併用しています。
マネーツリーとマネーフォワードMEの違いはこちらで詳しくまとめていますので、是非合わせてご覧ください。
おわりに
マネーフォワードMEの無料プラン改悪を受けて、完全なる上位互換となる代替サービスをご紹介しました。
最近はスマートフォンのアプリでのみ利用できるサービスが増えてきていて、私のようなパソコン派には選択肢がかなり狭まっています。
逆に「アプリだけでOK！」という人にはお金のコンパスやauPAYのお金の管理なんかもかなり便利ですので、是非公式HPを１度眺めてみてはいかがでしょうか。
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