2026年3月1日~31日までの1ヶ月限定で利用可能な松屋の「MATSUYA PASS(以下松屋パス)」。
普段はすき家の「すきパス」ユーザーの私ですが、話題性に飛びついて「松屋パス」を利用してみました。
なお、「すきパス」と「松屋パス」の比較については以下で詳しくまとめています。

松屋パスが販売開始
牛丼チェーンの松屋では2025年2月24日より、松屋定期券「松屋パス」の販売を開始しました。
期間中何度でも対象商品が割引になる定期券であり、すき家のすきパスの松屋版です。

販売・利用期間
販売は2025年2月24日10:00~ですが、実際に利用できるのは2026年3月1日(日)から2026年3月31日(火)の1か月間です。

3月だけの限定企画なのか、今後継続されるのかは不明です。
価格と特典
税込200円で、定食が100円引き、牛めし・カレー・丼などが70円引きになります。
対象商品
3月の対象商品は以下の通りで、期間限定メニュー、店舗限定メニューは原則対象外ですが、朝定食を除く定番メニューの全種類・全サイズが対象です。


すき家のすきパスは対象商品が「牛丼・カレー・その他(うなぎ・鍋など)」というのが恒例なので、色々な種類が対象なのは魅力的です。
松屋パスを購入してみた、初回は注文前に購入?
実際にタッチパネルで「松屋パス」を購入してみました。

まずはタッチパネルで「店内」または「お持ち帰り」のどちらかをタップすると、

左上に「松屋パス」が表示されるので、これをタップして、

「松屋パス」だけを単品購入します。

すると、通常注文時と同様に「伝票」が出てくるため、

今度は伝票のバーコードをセルフレジにスキャンして、会計をします。

あとは店員さんにレシートを見せて「松屋パス」を受け取るだけです。
なお、裏面に署名をするように言われますが、店内にペンはありませんでした。


購入はモバイルオーダー・店頭
「松屋パス」は店頭での購入の他、モバイルオーダーでも注文が可能です。
ただし、「すきパス」のようにアプリ自体にすきパスを登録できる機能はないため、モバイルオーダーで注文しても渡されるのは現物の「松屋パス」です。
注文前に松屋パスの購入
今回初めて「松屋パス」を購入しましたが、松屋パスを購入したあとに牛丼など普通の注文をしなければなりません。これが結構面倒でした。
店員さんによると、

「松屋パス」と「商品」を同時に注文しても大丈夫です。
ただ、その場合は注文・会計時に割引が適用されないため、割引分を返金することになるのでお客様が面倒だと思われます。
とのことで、特に注文が混んでいるときは一度にまとめて注文したいところですが、返金も面倒です。なおこの対応は店舗によるかもしれませんので、気になる人は事前に店員さんに聞いてみましょう。

モバイルオーダーを使い慣れている人は、松屋パスをモバイルオーダーで購入したあとに、券売機で普通の注文をすることで時短になりそうです。
松屋パス利用手順
次に購入した「松屋パス」を使って、割引対象商品を注文してみます。
店内飲食で利用してみた
松屋のタッチパネルではトップ画面に「クーポン」ボタンがあるため、こちらをタップします。

指示通りに「読み取りレンズ」に「松屋パス」のQRコードをスキャンすると・・・

上部のメニュータブに「松屋パス」が追加され、ここから割引対象商品が選択できるようになります。

例えば牛めしは単品の他、「豚汁セット」も対象で、

各種サイズが割引対象です。

定食は100円引きです。

また、上部の「松屋パス」タブからでなく、上部の「カレー」タブ等から選んでも、割引が適用になっていることが確認できました。

あとは通常通りに注文・会計をするだけですが、牛めし大盛が680円➡610円に、うまトマハンバーグ定食大盛が980円➡880円とそれぞれ割引後の価格になりました。


テイクアウト時も利用の流れは同一です。
商品受取時に松屋パスを提示が必須
商品が出来上がったので取りに行くと、「松屋パス」を提示してくださいと言われ、見せると商品を受け取ることが出来ました。

松屋パスを提示するのは、QRコードの流用防止のためです。
すきパスは会計時に店員さんがスキャンをしますが、松屋パスは注文時に客がスキャンをします。
なのでQRコードの画像さえあれば割引価格で注文できてしまうので、受け取り時にも松屋パスの提示が必要なオペレーションにしているようです。
ドライブスルーでも利用可能
こちらは松屋のドライブスルーですが、ドライブスルーにも「クーポン読取レンズ」が装備されており、

「松屋パス」のQRコードをスキャンすると、ドライブスルーでも割引が適用になることが確認できました。


「松屋パス」販売当初、「ドライブスルーは対象外」の文言があったのですが、いつの間にか消えていました。上記の通り、現在はドライブスルーで利用可能となっています。
他クーポンとの併用はできない
松屋では、アプリクーポンや、公式Xが載せている「雨の日クーポン」など多くのクーポンがありますが、どれも同一商品に対する併用はできません。

松屋ポイントは貯まらない
「松屋パス」は注文時にQRコードをスキャンする必要があるため、「モバイルオーダー」や「松弁ネット」、松屋デリバリーは対象外です。
なので松屋パスを使いながら、「モバイルオーダー」や「松弁ネット」等の利用で貯まる松屋ポイントを貯めることは出来ません。

松屋ポイントは会計金額と各ランクの付与率に応じて付与率が上がるため、ランクの高い人は松屋パス利用を見送った方が良いかもしれません(詳しくは下で)。
お得な購入方法は?
松屋パスは他クーポンとの併用はできませんが、支払い方法の制限はありません。そのため支払い方法にこだわれば、さらにお安くなります。
例えば三菱UFJカード(Mastercard/Visa/JCB)なら以下のコンビニや飲食店が最大20%還元のため、よく行く人は作らなきゃ損です。

これから三菱UFJカードを作る人は必ずポイントサイトを経由しましょう。
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公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
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三井住友カードNLのタッチ決済についての詳細はこちらでまとめています。
元を取るには何杯食べればいいの?損益分岐点
200円を出して購入する松屋パス。どうせなら元を取りたいですよね。
200円を回収するには牛丼だと3杯、定食だと2食で元が取れますが、そんなのはわかりきっています。気になるのはモバイルオーダーや松弁ネット(お持ち帰り)で還元されるランク特典との損益分岐点です。
ということで今回は「牛めし並盛」「牛めし大盛」「牛焼肉定食」の3つでシミュレーションをしてみました。
なお今回はわかりやすいように以下の条件で算出しています。
- 松屋ポイントの2倍キャンペーン等は考慮しません。
- 松屋ポイント利用分は還元対象外だが、今回は考慮しません。
- 三菱UFJカードなど、お得な支払い方法による還元は考慮しません。
牛めし並盛の場合
まずは牛めし並盛から(タップで拡大できます)。
左が松屋パスの割引額に対して、右側はモバイルオーダー・松弁ネットのランク別に還元額を計算しています。

ピンクに網がけしている箇所はランク特典の還元率が高く、白い箇所が松屋パスのほうがお得な箇所です!!

まずモバイルオーダーを見てみると、レギュラー ~ ゴールドはピンクの箇所が少なく、あっという間に松屋パスがお得になります。上位のプラチナは5杯目・ダイヤは6杯目からが松屋パスがお得に。最上位のブラックでさえ9杯目からが松屋パスのほうがお得です。
次に松弁ネットを見てみると、還元率が高いためモバイルオーダーよりピンク部分が明らかに多い(=松屋パスよりお得)です。特にダイヤ・ブラックは還元率が高すぎて、20杯食べても松屋パスが負けている結果に。

つまり、よく牛めし並盛を注文する人で
- いつもモバイルオーダーを使っている人 ➡ 松屋パスのほうがお得になりやすい
- いつも松弁ネットを使っている人 ➡ ランクによっては松屋パスは不利
という事になります。
牛めし大盛の場合
次に牛めし大盛のシミュレーションです。パッと見て、並盛と比べてピンクに網がけしている箇所が多くなっていることがわかります。これは松屋パスが1杯につき70円引きなので、単価が高くなればなるほど、割引率が落ちるためです。

モバイルオーダーは上位ランクのお得度が際立ちます。特に最上位のブラックは還元率が高いので、20杯のシミュレーションでは松屋パスが負けています。
次に松弁ネットを見てみると、レギュラーランクでさえ6杯目まで、ブロンズランクで9杯目までランクの還元率のほうが有利に。またシルバー以降は松屋パスの完敗です。

つまりランクにもよりますが、価格帯がお高めな商品をよく注文する人は、松屋パスを買わないほうがお得になりやすいことがわかります。
牛焼肉定食の場合
最後に定食メニューの代表格である牛焼肉定食のシミュレーションです。定食は松屋パスの割引が100円になりますが、こちらもパッと見てピンクに網がけしている箇所、つまりランク制度の還元が高い箇所が多そうです。大盛のときと同じく、高価格なのが影響しています。

ただしモバイルオーダーは1食あたり100円引きの効果が大きく、最上位のブラック以外はすぐに松屋パスがお得になりそうです。
逆に松弁ネットは比較的達成が簡単なシルバーランクでも18食目まで松屋パスが負けているため、高ランクほど松屋パスがオススメできない結果となりました。

いつもモバイルオーダーで定食を頼むことが多い!という人は、松屋パスを検討してみると良さそうです!!
松屋パスがおすすめの人
実際に利用してみて感じた「松屋パスをおすすめしたい人」がこんな人です。
- いつも店内・ドライブスルーで注文している人
- 朝食以外で利用する人
- アプリクーポンにない商品を注文する人
- 牛めし並盛など、安価な商品をよく注文する人

上のシミュレーション表から、牛めし並盛をよく注文する人は松屋パスがオススメです。
松屋パスをおすすめできない人
反対に、以下の人には松屋パスはおすすめしません。
- アプリクーポンで事足りる人
- モバイルオーダー、松弁ネット、デリバリーを利用する人(特に高ランクの人)
- 朝食で利用する人
- 株主優待券を利用したい人
- 高めの商品をよく注文する人

高価格帯商品はランク制度のほうがお得だったりするので、人によっては松屋パスはオススメできません。またモバイルオーダーに慣れたら券売機に並ぶのは結構なストレスのため、電子化に期待したいです。
おわりに
話題の「松屋パス」を実際に購入、利用してみました。
2026年3月だけで終わるかどうかは不明ですが、お得の選択肢が増えるため、是非継続してほしいです。
また注文する商品や頻度によってはお得ですが、「モバイルオーダー非対応」であること「アプリ表示が出来ないこと」などすき家の「すきパス」に比べると、限定的な使い方になります。
店内注文でよく利用する人には使いやすくお得なため、気になる方は1度使ってみてはいかがでしょうか。
当ブログでは他にも「飲食店に関する記事」を多くまとめています。
宜しければご閲覧ください。









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