本記事作成時点で国内に国内109店舗を構えるスーパーのロピア。
「日本版コストコ」とも言われるほどインパクトのあるお惣菜や大容量品のオリジナル商品がウケていますが、その一方で「惣菜がまずい」「生鮮食品の鮮度が悪い」なんていう話を耳にすることも…。
そこで、まずいと噂の気になる「ロピアオリジナル商品」を購入し「本当にイマイチなのか」「値段相応?」「値段の割に美味しいのか」などを検証してみることに。

本記事では好き嫌いがなく割と何でも食べられる私が、
- 噂のヤバイ商品
- 人気だけど不味いと感じた商品
- 評判ほどではないおすすめしない商品
等についてまとめています。買って後悔する前に是非ご一読下さい。
「美味しすぎる」「マズすぎる」など何かと話題になりやすいPB商品。
当ブログでも各PB商品の「大当たり商品」と「ハズレ商品」についてのまとめを行っています。
うなぎ姿寿司
1つ目のハズレ商品は総菜コーナーより「うなぎ姿寿司」です。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
約30cmのうなぎの姿寿司が1,559円(税込)です。
中国製造のうなぎ蒲焼に、店舗で酢飯を合わせて棒寿司にしたものです。
スーパーで中国産うなぎ一尾が1,300~1,500円ほどで販売されているのを考えると、大きなうなぎがごはん付きでこの価格ならお得そうです。

実食
見た目はとても美味しそうですが、まずは絶対に温めてから食べてください!
冷えているとお米も鰻も硬くて食べられません。
しかし温めても、とにかくお米がべちゃべちゃしているし、そもそも鰻の甘いタレに酢飯が個人的には合わない…。せめて白米にして欲しいところです。


お米の良し悪しは店舗にもよりそうですが、ロピアのお米は美味しくないようです。
お米がイマイチ=お弁当全般アウトかもしれません。
ほぼ海鮮巻き
2つ目のハズレ商品は「ほぼ海鮮巻き」です。
「とろたく」や「鉄火」「つぶ」もありますが、今回はサーモンにしました。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
8巻入りで1,393円(税込)です。
こちらも店舗で作られていますが、隣で生サーモン寿司が1巻216円(税込)で販売されていたのと比べるとお得そうです。

実食
サーモン自体はさすがは「生」なだけありとても美味しく、食べ応えも十分なのですが、何せご飯が美味しくないため、残念ながら「はずれ商品」に。
ただ「ほぼ海鮮巻き」の場合、お米がかなり少ないことでお米の悪さが何とかカバーされています!
ロピアはお米がイマイチなので、ごはん系の総菜を購入するなら米の割合が少ない「ほぼ海鮮巻き」がおすすめかもしれません。


目で見ても楽しいため、子供からの評判はとても良かったです。
やばば!シュークリーム
3つ目のハズレ商品は「やばば!シュークリーム」です。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
4つで1,078円(税込)、1つあたり約269円となかなかのお値段です。
ビアードアパパのパイシュークリームが1つ220円なので、スーパーのスイーツにしては高い気もしますが、ボリュームでお得感が出ています。
こちらも店舗製造で、作り立てを購入することができました。
クリームは国内製造とのことで詳しくは書かれていませんが、おそらく植物性ホイップです。

実食
すごいボリュームで、クッキーシューが甘く、あまりサクサク感はありません。
クリームが植物性の油っぽい感じで、安っぽく、自分で泡立てたほうが美味しいレベルです…
さすがにくどいので、クリームを半分抜いて、ウインナーコーヒーにしたりチョコクリームしてパンに挟んだりして食べきりました!



冷凍してシューアイスにすると食べやすく美味しかったですが、リピートは無しです。
豚バラチャーシュー
4つ目のハズレ商品は「豚バラチャーシュー」です。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
こちらも店舗製造で、100gあたり222円(税抜)、今回購入したものは865円(税込)でした。
豚バラの産地は不明で、砂糖、水あめ、はちみちとかなり甘い味付けがされていそうです。

実食
大きいのでカットして使わない分は冷凍しました。

断面はこんな感じ。
ラーメン用のチャーシューとして購入したのですが、ラーメン店のようなしっとりしたものではなく、ギフト用ハムの「焼豚」という感じの味・食感です。
美味しいは美味しいけれど、特別な美味しさはなく、日本人の想像するチャーシューよりは「焼豚」や「焼きベーコン」のイメージが合います。


沢山の調味料が使われているのも、体に悪そうで気になります。
決して不味いわけではありませんが、ラーメン屋さんのチャーシューだと思って買うとがっかりします。
黄さんの激辛キムチ
5つ目のハズレ商品は「黄さんの手造りキムチ」から「激辛白菜キムチ」です。

ロピアの「黄さんの手造りキムチ」売り場にはれんこん、梅干し、もずくなどの変わり種などもありますが基本的に「甘め」と噂のため、今回は「激辛」を購入しました。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
400g479円(税込)で大阪の「高麗食品」の商品です。
スーパーで人気のキムチ「こくうま」が300g318円(税込)ほどなので安くはないです。

実食
人気のキムチシリーズなので期待していたのですが、全く激辛ではなく、水っぽく旨味が少なかったです。


残念ながら激辛白菜キムチは我が家には合いませんでした。
しかし、一緒に買った「スルメキムチ」は美味しかったので、当たり外れがありそうです。
「スルメキムチ」は「ロピアの当たり商品」でレビューしています。
近くにロピアがない人も、ECサイトで豊富な種類の「黄さんの手造りキムチ」が購入できます。
焼き肉のたれ「肉たらし」
6つ目のハズレ商品は焼き肉のたれ「肉たらし」です。
黒いパッケージの「肉だれ」も購入しましたが、ハズレだったのはこちらの赤いパッケージです。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
500g322円(税込)で、日本食研の製造です。
同じく日本食研の「晩餐館焼肉のたれ 500g」がAmazon価格420円(税込)のため、お得ではあります。
砂糖、還元水飴などが上位に来ていて甘めのタレのようです。

実食
実際に焼き肉をしてつけてみましたが、粘度が高く、甘めを通り越して甘すぎる印象。
このタレにお肉をつけても甘すぎてご飯が進みません…
パッケージで「チャーハン」の味付けとしての使用が推奨されていたため、チャーハンも作ってみましたが甘すぎて大不評でした。


確かに「黒い」方が明らかに売り場面積が広かったんですよね…失敗しました。
一緒に購入した黒いパッケージの「肉だれ」は「ロピアの当たり商品」でレビューしています。
ミニこんにゃくゼリー「こばらっちゅる」
7つ目のハズレ商品はミニこんにゃくゼリー「こばらっちゅる」です。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
2種類とも500g322円(税込)です。
ドン・キホーテの蒟蒻ゼリーが1,000g1,078円(税込)だったのでロピア商品は激安です。
こんにゃくパークで有名な「ヨコオデイリーフーズ」の商品で、よくあるこんにゃくゼリーのようです。


実食
中身はこんな感じです。

ドン・キホーテの蒟蒻ゼリーが大好きなので期待したのですが、こんにゃく感が薄すぎて最早ただのゼリー…
どちらも後味が甘味料の嫌な感じで、冷凍しながらちょびちょび消費しています。


まさに安かろう悪かろう。
少しばかり値が張っても、蒟蒻ゼリーはドン・キホーテを激推しします!
キムパ(冷凍)
8つ目のハズレ商品は冷凍食品の「キムパ」です。
総菜のキンパもありましたが、総菜はお米が残念なことが分かったので「冷凍」を買ってみました。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
8切れで1本719円(税込)です。
無印良品の大人気「冷凍キンパ」が590円(税込)なので少し高く感じますが、国産牛使用なので仕方ありません。
製造はロピアの大ヒット商品「チーズケーキ」等と同じ「利恵産業」です。

実食
袋ごと電子レンジで温めて完成です。
温いくらいだと美味しくなかったのでしっかり温めましょう!

意外とたっぷりで、味付けも美味しいのですが、お米とほうれん草がべちゃっとしていてNGです。
店頭調理の総菜でなくても、ロピアでお米を使った商品を買うのは避けたほうが良さそうです。


1人で1本は飽きる味なので、3~4人でちょこっとずつ食べるのがちょうど良さそうです。
骨なしフライドチキン
9つ目のハズレ商品は「骨なしフライドチキン」です。

価格・コスパ・製造メーカー・産地は?
800gで1,078円(税込)です。
8つ入っていたため1つあたり約134円で、ローソンのLチキ248円と比べるとかなりお得に食べられますが、ミニストップのチキン1kgが1,000円で買えることを考えると、わざわざロピアで買う理由もないかもしれません。
原産国がタイなので、おそらくタイ産の鶏肉をタイの工場で加工しているのではと思われますが、コンビニのチキンも多くはタイ製造なのでこの辺の差はないのではと思われます。

実食
まさにコンビニチキンほどの大きさと見た目です。
レンチンで食べられますが、皮がふにゃふにゃになることが目に見えているため仕上げにトースターでパリッとさせました。
かなりの油分で、カットすると半分近くは皮なのでは?と思うほど両サイドに分厚い鶏皮がいます。


香辛料が効いていて味は悪くないのですが、皮がたっぷりなのでかなり油ぽい。
しかもケンタッキーのように美味しい皮ではなく、グニグニとした食感で口に残る感じで、そのままでは辛いので、Pontaパス特典でお得にゲットしたLチキバンズでチキンサンドにすると美味しく食べられました!



我が家はPontaパス特典の無料クーポンで時々Lチキをお得に食べています。
似たようなチキンでもやっぱりお店で揚げたコンビニチキンとは比になりません!
手羽とろ
10個目のハズレ商品は「手羽とろ」です。
ロピアの名物お肉でもある手羽とろは「国産若鶏の手羽元と胸肉の間の部分で希少部位」とのことですが、要は手羽元から骨を外して食べやすくしたもの、つまり骨なしの手羽元です。

価格・コスパ・産地は?
100g89円+税で、手羽元と違い骨がないため調理がしやすく、食べやすく、ゴミも出ないところが魅力です。
しかし、ロピアでは同じく国産の鶏モモ肉が100g81円(税込)だったので、「だったらモモ肉でいいかな?」という気も。

実食
モモ肉と違いカットする手間がなく非常に調理が簡単でした。
しかし、皮部分が多く、身もプリプリとしていてこってりな印象です。
シンプルに焼いて食べましたが、お皿にも脂が溜まるほどで大人にはかなり重たいお肉でした。



脂が多すぎて、普通に安価なモモ肉を買うほうがおすすめです。
調理のしやすさはピカイチなので、手羽元で作る予定のレシピを手羽とろで代用するのが良さそうです。
無限ごはん
11個目のハズレ商品は「無限ごはん」です。
無限ご飯=”白米が止まらないご飯のお供”というイメージで購入すると裏切られた感がすごい一品です。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
25gで258円(税込)で、中身は「いわしの削り節とあおさ」のみです。
ユーラス(ロピアPB商品の企画開発調達を行う会社)と神奈川県内の海苔製品メーカー「和興商会」との共同開発商品です。
ヤマキのいわし削り25gが340円(税込)で販売されているため高くはないです。

実食
使用されているのはイワシですが、家にあるかつお節とあおさを混ぜるのと同じ感じです。
美味しいけど味が薄く、全く無限ではない。
確かにパッケージにも「いつもより少ない調味料で」と記載があり、これは単体でかけるものではなく卵かけごはんや納豆に入れることで醤油を減らせたりする「減塩」として使ったほうが良さそうな商品です。
離乳食に良さそう!!



もともと鰹節とあおさが家にある人はわざわざ買う必要はないですが、削り節とあおさが一緒になっているので、お好み焼き、たこ焼き、焼きそばにもこれ1振りで済むのはとても便利です。
塩からあげの山
12個目のハズレ商品は「塩からあげの山」です。
決してまずいわけではなく、美味しい冷凍から揚げですが、「買わなきゃ損!」な勢いで様々なところで推されているのもをみると「いやいや、普通の冷凍からあげだよ、人に勧めるほどのものじゃないよ」と思わずにはいられないので、はずれ商品にランクインです。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
800g1,078円(税込)です。
味の素の冷凍からあげが270g500円程で販売されているのを考えると、かなり安くコスパは最強です。
こちらも上記の「骨なしチキン」同様、タイ産です。

実食
ジッパー式で、たくさんのからあげが!


ちょっと油ぽいので油を切ればより美味しく食べられます。
味はしっかりだけどしょっぱすぎることもない美味しい唐揚げですが、規定時間レンジでチンすると、表面がかなり固くなるため、途中で裏返すことを強くお勧めします。


価格を考えると申し分ない唐揚げです!
しかし、ロピアで買うべき商品!買わないと損!と言われると「普通の冷凍唐揚げじゃん」感が凄いので、期待せずに買うのがポイントです。
にんにく塩
13個目のハズレ商品は「にんにく塩」です。
こちらも単体で舐めると美味しいスパイスですが、我が家の場合、家族から「普通に塩コショウにして!」「変なものかけないで!」と大不評だったため、ハズレ行きとなりました。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
200gで322円(税込)です。
エスビーのマジックソルトガーリックが80gで500円程するのを考えるとかなり安いです。
製造は宮崎県のスパイスの会社「万福」で、パン粉が入っているのが特徴です。

実食
こんな感じで塩に混ざってかなりパン粉が目立ちます。
このまま舐めるとにんにくがいい具合に感じられて美味しいスパイスなのですが、

焼肉や炒め物に振りかけてみたものの、かなり多めにかけないと、にんにく感が全く分かりません。
かといってたっぷりかけると塩でしょっぱくなるのが悩ましいところ。



たしかにわざわざ買うほどでも、人に勧めるほどでもない味ではあります。
塩コショウほど使い勝手もよくないので、使い切る前に期限がきそうです。
デザートワイン
14個目のハズレ商品は「デザートワイン」です。
昔どこかで飲んだデザートワインがとても美味しかったので「安く買える!」と意気込んで探したのですが、こちらは美味しいと思えなかったためハズレ商品にしました。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
375mlで878円(税込)で、ユーラスが輸入しているフランス産ワインです。
デザートワインは安いものでも2~3,000円するので初めてでも試しやすい商品です

実食
飲む前に、樹脂と思しき栓が、コルクと比較にならないほど抜くのに手こずりました。

近頃は簡単に開け閉めできるワインが多いですが、このタイプのワインを買う際は1人でも簡単に開けられるワインオープナーと、ワインストッパーが必須です。
肝心なお味ですが、喉に来るかなり濃厚な甘さで少量で満足です。
キンキンに冷やして飲むと、まさにデザート。
しかし、そんなに「美味しい」という感想はなく、普通の白ワインの方が食事にもあって良かったなという感想です。何よりロピアのワインは激安なので、そちらをお勧めします!!


デザートワインを試しに飲んでみたい人には、気軽に試せてとても良いですが、リピートなしです。
たまねぎドレッシング
15個目のハズレ商品は「たまねぎドレッシング」です。
ロピアでは豊富な種類のドレッシングがありますが、人気かつ最も使い勝手の良さそうな「たまねぎドレッシング」を選びました。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
300ml258円(税込)で、千葉県のフレッシュ食品の製造です。
キューピーの和風香味たまねぎドレッシング210mlが300円程なので、安いドレッシングのようです。
原材料もいたって普通のドレッシングです。

実食
口が大きいの気を付けてもドボッと出てくるのがネックです。

味自体は甘く、子供ウケも良さそうですが、玉ねぎの甘味だけではない体に悪そうなほどの甘味にやりすぎ感が。


ちょっとこれは甘すぎるので、ロピアに行ったからにはフォロのドレッシングがおすすめです!
こちらは「ロピアの当たり商品」でレビューしています。
おわりに
私の住む北海道にもロピアが上陸したため、噂の商品を色々と購入してみました。
特にお弁当や総菜は店舗により品揃えが異なるようですが、美味しい、人気と聞いていた商品でも実際に購入してみると、「二度と買わない」と思うような商品も多くあったため、店内製造品は作る人や、店舗によって差が出るのでは?と感じました。
当ブログでは他にも多くの「商品・サービスのレビュー」を行っていますので、宜しければご閲覧ください。
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