※LINE Payカードは新規発行が終了しています。
2020年に入りPontaやマイルなどのポイント交換先が軒並み閉鎖されたLINEポイントですが、2020年2月12日〜新たな使い道が開拓されました。
改悪の内容は別記事で詳しく解説してますので、よろしければそちらをご覧ください。
本ページではLINEポイントが簡単な設定だけでLINE Payカードで使える!という情報をキャッチしたので、設定方法やメリットなどをまとめています。
LINEポイント改悪後の状況
2020年の改悪前は、LINEポイントはLINE Pay残高にチャージすることが出来ました。
つまり、LINEポイントはLINE Payカードでもクイックペイでも利用可能だったのです。
(改悪後もLINE証券を通せばLINE Pay残高に反映可能ですが、証券口座を開く手間があるので割愛)
しかし2020年以降の改悪でLINEポイントはLINE Pay残高にチャージ不可となりました。
ただし、LINE Payコード支払いでは「LINEポイント」部分にチェックを付けることで、優先的にポイントを消化することが可能です。

上記の方法はLINE Payコード支払いが利用できるお店でしかポイントを消費出来ません。
コンビニ等であれば利用できるのですが、食品スーパーなどではまだまだQRコード決済の普及が行き届いていないのも確かです。
LINEポイントがLINE Payカードやクイックペイで利用可能に
そんな中飛び込んできたニュースが「LINEポイントがLINE Payカードやクイックペイで利用可能になった!」というものです。


LINEワンコイン投資等や各種キャンペーンに参加していて、ポイントをざくざく貯めている人には朗報でしかありません。
これでLINE Payコード支払いが利用できる店舗だけでなく、LINE Payカード(JCB加盟店)やクイックペイが利用できる全ての店舗でLINEポイントが気軽に消化できるようになりました。
設定手順
設定手順は至ってシンプルです。
まずはLINEを開き、「ウォレット」を表示。そのあと残高部分(赤枠)をタップします。

次に「LINE Payカード」をタップします。

ここに「LINEポイントを使用」というメニューがあるはずですが…なぜか見つかりません。LINEをアップデートする必要があるのかな?

とりあえずLINEをアップデートしてみます。

ちょっと見た目が変わっていますが、また残高部分をタップします。

「LINE Payカード」をタップします。

アップデート後には「LINEポイントを使用」というメニューがありました。最新版にアップデートしなければ表示されないようですのでご注意を(自動更新にしている人は気にしなくてもOK)。

チェックをONにしたら確認メッセージが表示されます。わかりやすいですね。
以上でLINEポイントを利用する設定の完了です、お疲れ様でした。

これでLINE Payカードや

クイックペイでLINEポイントが利用できるようになりました。画像はAndroid版のGoogle Payですが、LINE Payカードをメインカードにするのをお忘れなく。

LINEポイントを利用するメリット
この設定をすることによるメリットは下記の通りです。
いろんな店舗・ECサイトでLINEポイントが消化できる
LINE PayカードとクイックペイでLINEポイントが消化できることで、JCB加盟店およびクイックペイ導入店でLINEポイントが消化できるようになりました。
もちろんAmazon、Yahooショッピング、楽天、そのほかのネット上の店舗も対象です。
今まではLINE Payコード支払いができる店舗のみが対象だったのですが、対象店舗が大幅に増える形となります。
LINEポイントには有効期限が設定されているので、消化先が増えるのは大きなメリットです。
LINEポイントを丁度よく・きれいに使い切れる(0ポイントにできる)
残高を0円にしたいときによく利用されるのがAmazonギフトです。
AmazonギフトはAmazonのサイトから15円〜、1円単位で購入可能です。
もちろんLINE PayカードもAmazonで利用可能なので、LINEポイントをちょうど0ポイントに消化することが可能です。
これが購入前の残高です。半端に4ポイントありますので、これを0ポイントにしたい。

決済はLINE Payカードを指定しています。Amazonギフト券を購入してみると…

きれいにポイントが0ポイントになりました。

決済通知も4P + 11円と、期待した通りに処理してくれました。

LINEポイントを利用するデメリット
この設定をすることによるデメリットは下記の通りです。
LINEデリマのポイント利用バックが利用できなくなる
2020年2月18日時点でLINEポイントを1ポイント1円以上に昇華できる方法は存在していません。
ただし、無駄な出費と捉える人もいますが、唯一ポイントの価値が高まるのがLINEデリマです。
LINEデリマではポイント改悪が行われた2020年以降もポイント利用分を還元するキャンペーンを開催しています。


今のところ一月に1回〜2回ほど定期的に開催されており、参加もしやすいです。
「LINEポイントを利用する」という設定にしていると、LINEポイントが優先的に消費されてしまうため、本キャンペーンに参加しづらい状況になります。
本キャンペーンを利用したい人は「LINEポイントを利用しない」設定にしておくことをお勧めします。
VISA LINE PayクレジットカードとLINE Payカードの使い分け方は?
2020年5月以降にLINEは「LINEポイントクラブ」という新しい制度に生まれ変わりました。
制度の肝はなんと言っても「VISA LINE Payクレジットカード」です。
「VISA LINE Payクレジットカード」と「LINE Payカード」の違いや使い分けについては別記事でまとめていますので、よろしければ合わせてご確認ください。
おわりに
2020年に大幅な改悪を行ったLINEポイントですが、徐々にではありますが利便性が増してきています。
ただし2019年までのようなマイル・Pontaへの交換等の1P > 1円となるような利用方法は未だありません(LINEデリマ等のキャンペーンを除く)。
ただLINEポイントを持て余している人、使い道に困ってコンビニ等で消化していた人にとっては朗報です。
特にLINEギフトでAmazonギフト券を買うと10%損をするので、これを利用している人はすぐにでもLINE Payカード(バーチャルでも可)の発行および、「LINEポイントを利用する」の設定をお勧めします。

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コメント
LINEポイントが LINE PAY カードで利用できる・・・との
貴殿の記載記事の件
貴重な情報なのですが、これは2020年5月以降も有効な情報なのでしょうか?
つまり、VISA LINE PAY カードとひも付けした場合にのみポイント
がつくという改変。
ポイントは、ラインペイ残高に組み込めないのですよね。
しかし、ライン ペイ カード では利用できる・・・という、記載内容ですので
大変うれしいのですが。
貴殿の記述が2020年2月の記述なので、確認です。
これらの情報を追加記載して頂けたら、本当にうれしいのですが・・
お読み頂きありがとうございます。
質問の内容を読み違えていたら申し訳ありません。
2020年5月以降もLINE PayカードでLINEポイントが消費できることに変わりありません(実際にコンビニやネット通販等で使えています)。
確かにVISA LINE Payクレカを経由しないとポイントが貯まらない仕組みになりましたが、消費するだけならLINE Payカードがベストです。
これに関しては別記事「Visa LINE PayクレジットカードとLINE Payカードの違いと使い分け方。LINE Payカードはポイント消費のキーマンです。」でまとめていますので宜しければ合わせてご確認ください。
https://money-hensachi.com/linepaycardtigai/
またこの記事を見て疑問が解決されない場合には、再度ご質問いただければわかる範囲でお答えさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。