何でも載っている辞典と言えば岩波書店の「広辞苑」が有名ですよね。
広辞苑を購入するには大きくて重く、しかもお値段が張ります。
大きいが故、調べるときも扱いが少し大変です。
かといって、何でもネットで無料で調べられる時代に電子辞書を購入するのも、また有料ソフトを購入する気にもならない人も多いはず…。
そこで、広辞苑を無料、もしくは安く利用する方法や、無料で検索する方法についてリサーチしました。

本記事では、
- 広辞苑を無料で検索する方法
- 広辞苑の代替品
等についてまとめています。
広辞苑に無料サイトはある?
少し前まで「広辞苑無料検索」なる便利なサイトがありましたが、違法サイトであるために現在は開くことが出来なくなっています。
こちらは朝日新聞様の記事ですが、2018年から違法サイトの存在を把握していたものの、実際に閉鎖したのは2024年だったとのことです。

違法のため致し方ありませんが、かなり閲覧数も多いサイトだったようで、無くなって困っている人も多いようです。
広辞苑にサブスクがあったが…
私はライターとして「ことばの違い.com」という○○と××の違いにフォーカスしたサイトの記事も書くのですが、その時は月額100円+税でデジタル広辞苑が利用できる公式サービスをメインに利用していました。
これなら、公式のコンテンツを安価に利用できたのでとても便利だったのですが、残念ながら2023年3月末でサービスが終了してしまいました。
月額アプリもあるがイマイチそう
また、広辞苑のアプリはいくつもありますが、どれも10,000円程と本物の辞典と同じくらい高価なのに評価が良くありません。
唯一、比較的気軽に手頃な価格でお試しできそうな月額250円のアプリを見つけましたが、これも評価が悪く踏み出せません。

結論
というわけで、本記事作成時点(2024.10.24)では、広辞苑を無料、または安価に利用できるオススメの方法はありませんでした。

以下では広辞苑をお得に購入する方法や、代替案をまとめています。
ダウンロード版が快適
安価ではないものの、安心して使用できるオススメの広辞苑は「ダウンロード版」または「ソフト版(CD)」です。
実際に私も「ソフト版」を利用していますが、パソコンでサクサク動きます。

「前方一致」「部分一致」などの指定や、文字の拡大が出来る他、

関連の言葉にもワンクリックで飛べるのがとても便利です。

電子辞書という手も
また、個人的にはネット環境が無くてもいつでもどこでも使える「電子辞書」が快適です。
電子辞書なら広辞苑以外の「英和・和英・漢和辞典」なども入っていて便利なうえ、ネットに繋がないため子供も安心して使えます。
大きい文字派には机上版がおすすめ

紙の辞書が良いけど、字が小さいんだなぁ。
という方には「広辞苑 机上版」がおすすめです。
机上版は通常版の約1.16倍の大型で、解説文の文字も普通版より1ポイント大きい7ポイントです。
また、「あ-そ」「た-ん」の二分冊になっていてページが開きやすいように考慮されています。

やっぱり通常版も外せない
でも何だかんだ「広辞苑」といえば通常版のこの分厚さが醍醐味ですよね。
我が家は「PCソフト版」と「通常版」を使っており、大人がサッと調べるときにはパソコンで、子供は辞書を引く楽しさも味わえる通常版を使うようにしています。

楽天市場やヤフーショッピングでポイントが貯まる
上で紹介したダウンロード版や電子辞書、また通常の広辞苑などはすべてAmazon・楽天・ヤフーショッピングで購入が可能です。
当ブログでは楽天やヤフーショッピングでポイントが貯まりやすいお買い物デーを月に2回更新でまとめていますので、お得なイベント日に合わせて購入するのがオススメです。
weblioやコトバンクという手も
それでもやっぱり広辞苑は高いかも…という人は、違法ではない無料の検索サイトがオススメです。
中でもweblio(ウェブリオ)やコトバンクが運営元がしっかりしており、内容も充実している印象です。ただし、どちらも無料で利用するには短い広告をみる必要があります。


広告を見るのが手間な人は、weblioは月額330円、コトバンクは週100円と、月350円の有料プランがあります。

ただし、weblioもコトバンクも小学館のデジタル大辞泉等を引用しており、広辞苑ではありませんのでご注意を。

広辞苑も大辞泉もすばらしい辞典ですが、広辞苑は古語に強く、語源に近しい意味から掲載されているのに対し、大辞泉や大辞林は現代の意味に近いものから載っているなど現代語に強い特徴があります。
そのため、使い慣れた「広辞苑」が良い、「語源こそ肝心!」という人にとってはやはり広辞苑が使いやすく、おすすめです。
おわりに
大きくて重たい、そして値段も張る「広辞苑」を無料で使う、または安価に利用できる方法を模索しましたが、本記事作成時点では無料で利用する方法もなく、また安価な公式のサブスクも終了していることが分かりました。
アプリだと不具合等、安定した利用が出来ない可能性もあるため、やはり値段はするものの便利で確実な「ダウンロード版」「PCソフト版」「通常版」「机上版」がおすすめできるなと感じました。
当ブログでは他にも「節約情報」や「商品・サービスのレビュー」について多くの記事をまとめています。
宜しければご閲覧下さい。
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