私は小さい頃から目が悪く、20年近くメガネを愛用しています。
裸眼だと視力が0.1にも満たず、常にメガネ、たまにコンタクトで生活をしています。
そんなメガネ生活を送っている私ですが、数年前からパソコン作業をするときにブルーライトカットメガネが欲しいと思っていました。
しかし度なしのブルーライトカットメガネだと何も見えないので、選択肢としてはどうしても度入りのブルーライトカットメガネになってしまいます。
度入りだと普通のメガネを買うのと料金は変わらないので、なかなか手が出ず…。
そんな中、色々探してみて出会ったのがJINSが販売している「JINSスイッチ」という商品です。
本ページではJINSスイッチを実際に使用してみた感想をはじめ、重い?水に濡らしてもいいの?などの疑問を解決します。
JINSスイッチはコスパ抜群
JINSスイッチは多機能メガネです。新しいモデルの3in1は「通常クリアレンズ」「ブルーライトカット」「サングラス」が1商品で完結します。
本体のフレーム前面と、各プレート(ブルーライト40%カット・サングラス)の背面に磁石が組み込まれているため、好きなタイミングで素早く用途の切り替えができます。
3in1のJINSスイッチは
- Slim(スリム):細さと薄さにより、自然で快適なかけ心地を追求したモデル
- Flip Up(フリップアップ):ワンタッチで跳ね上がる機能がついた、利便性の高いモデル
- Combi(コンビ):かけやすい玉型に上品なメタルテンプルで、日常使いしやすいモデル
- Trend(トレンド):トレンドの玉型に淡いレンズカラーで、ファッション性の高いモデル
の4種類がありますが、Flip Up以外はデザインが異なるだけで特に違いを意識する必要はありません。
Flip Upだけはプレートをマグネットで着脱するのは同じですが、上に跳ね上げる機能があるモデルです。
お値段はどのモデルも度ありレンズ代も含めて13,200円(税込)。リーズナブルです。
常用しているメガネも古くなっていたので、これ1つ買えば新しい常用メガネも手に入りつつ、PCメガネにもなる…?ということで、さっそくJINS店舗に行ってみることに。
実際に買ってみた
私がJINSスイッチを購入したのは2021年7月はちょうど20%オフクーポンが配布されていました。
JINSはオンラインクーポンは頻繁に配布されていますが、実店舗で使えるクーポンは比較的珍しいです(このクーポンは2021年8月末期限です)。
現在使っているメガネもJINSで購入したものなので、度数はそのままで作ってもらいました。
度数がわかっているため、JINSオンラインで購入したら良かったなとちょっと後悔…。レンズを薄型にすると即日受取れないことが多いため、後日受け取りに再度店舗に行かなければならないのはちょっと面倒です。
実際に購入したJINSスイッチがこちら。20%オフクーポンを使ったので10,560円でした。
購入したのはこちらのモデルで、カラーはカーキです。重いメガネが嫌いなので軽さを重視して選びました。
-7.00の一番薄いレンズを選択しました。それでも結構厚めなのでJINSスイッチフレームで作ってもらえるかちょっと心配でしたが、問題なく作ってもらえました。
こちらが付属のブルーライトカットプレートです。肉眼で見るともうちょっと黄色がかっています。
こちらが裏面(メガネにくっつくほう)。左右の銀色の丸部分がマグネットです。
これがブルーライトカットプレートを装着した状態です。ちょっとゴツい見た目になります。
両端のマグネットに加え、中心の鼻部分が軽く引っかかるようになっています。
次にこちらがサングラスのプレートです。ブルーライトカットメガネに比べると薄いため、ただの色付きプラスチック板にしか見えません。
こんな薄いので、ペキっと割れそうで怖いです。
装着した感じがこちら。違和感なくサングラスになっているのでびっくり。ブルーライトカットのプレートと違い、鼻部分のひっかかりが無いので落ちないのか心配でしたが、非常に軽いため磁力でしっかり止まっています。
これは専用のソフトケースです。プレートを保管したり持ち歩くのに使います。フック(カラビナというみたいです)が付いているので、リュックなどにぶら下げることも出来ます。
入口部分が蝶番のような部品で固定されていて、グッと強く力を入れないと開かない仕組みです。中には仕切りがあり、2枚のプレートが擦れて傷つき合うことが無いように作られています。
実際に使ってみた感想
実際に使ってみた感想は「思ったより快適」です。
というのも”ブルーライトカットを装着したら重くなりそう”というのが1番の懸念点だったのですが、思ったよりは重くなかったのが幸いでした(重さについては後ほど詳しく解説します)。
またマグネットプレートが付くことで視界に強い違和感があるかと思っていたのですが、これも数日で解消(慣れた)されました。
今はパソコン作業の前にブルーライトカットプレートを装着するクセが付いたので、このプレートが無いと逆に違和感を感じるくらいになりました。毎日快適に使っています。
サングラスは個人的にあまり利用する機会はありませんが、運転時や旅行に行けるようになったら活躍すると思います。
今回3in1メガネは初めて購入したので、使う前は色々と不安と疑問がありました。
以下では実際に使ってみる前に不安だった点をまとめています。
重量は?重い?
JINSスイッチを購入する前に1番不安だったのが重さです。
同じように気になる人のために実際の重量を計ってみました。
こちらがプレートなし、レンズの度あり(-5.00と-7.00)の重さです。21gでした。
ちなみにこちらが今まで使っていた同じくJINSのメガネです。軽量モデルだった記憶がありますが、23gとJINSスイッチより重かったです。どうやらマグネットの機能を付けたことによる重量増加はほぼ無いようです。
こちらがブルーライトカットプレートを装着した重さです。34gあります。ブルーライトカットプレート自体の重さは13gです。34gのメガネは正直重く感じますが、今はもう慣れました。欲を言えばもう少し軽いほうが耳への負担が少なくて有難いですが…多機能メガネなのでしょうがないですね。
こちらがサングラスプレート装着時の重さです。26gなのでサングラスプレート自体の重さは5gです。こちらはかなり軽量なので、違和感なく装着できます。
ちなみにこちらは奥さんが使っているZoffで購入した度なしのブルーライトカットメガネです。レンズがただのプラスチックなのでかなり軽いですね。
裸眼でそこそこ見える人はJINSスイッチではなく、このようなメガネで十分だと思います。
ご自身が今使っているメガネの重さを計ってみて、どれくらい重くなるのかをイメージしてみてください。
ちょっとした衝撃で取れないの?
少し走ったり、ちょっと何かにぶつかっただけでプレートが取れないのかが心配でしたが、走ったぐらいではプレートは落ちませんでした。
ただJINSスイッチを使い始めた当初は手を挙げる動作をしたときに腕がプレート部分に当たり、プレートがずれる・取れるといったことが何度かありました。
今はもう慣れたためそのようなことはありませんが、利用シーンによっては合わない可能性がありますのでご注意ください。
水で洗っていいの?お風呂は?
JINSスイッチに限らず、JINSで販売している全てのメガネは水に濡らしたり、お風呂で使うのは推奨していないものだそうです(カスタマーセンターにお聞きしました)。
なのでJINSとしては「JINSスイッチは水に濡らすのは推奨しない。濡れたらすぐ拭いてほしい。」という回答になるとのこと…。
なおマグネットが付いたことによる水での劣化は無いとのことで、JINSスイッチだから水に濡らしたらダメ、というわけではないようです。
ちなみに私は自己責任で毎日お風呂にメガネをして入っていますが、今のところ錆び等の劣化は一切みられません。
プレートだけ買いたい!
プレートを増やしたい場面や、紛失した場合など、プレートだけを購入したいことがあると思いますが、残念ながらJINSスイッチのプレートのみを購入することは出来ません。
ただ現在使っているフレームが自然故障した場合などは、状況によっては修理できる場合があるようなので、まずは最寄りのJINS店頭への相談をオススメします。
どうしてもプレートだけが欲しいときはヤフオクやメルカリで購入することも出来るようですが、自身のモデルにあったものをピンポイントで見つけるのはちょっと難しいかもしれません。
レンズが厚くても大丈夫?
選ぶフレームにもよりますが、レンズが厚すぎると作成することが出来ません。
例えばJINSオンラインでJINSスイッチを選択して片方のレンズに「-9.75」の度数を入力すると…
ご選択のフレームでは作成ができません。申し訳ございませんが、ショッピングカートに戻り、ご選択のフレームよりレンズ部分が小さくなるフレームをお選び直しください。
というエラーメッセージが出ます。
私は-7.00で作成が出来ましたが、もっと厚みが出そうな人は1度店頭で相談することをオススメします。
保証は付いているの?
JINSスイッチは通常のJINSで販売しているメガネと同様の保証が付いています。
保証期間は6か月で、フレームとレンズはもちろん、プレートも保証対象です。
保証を受けるには購入時に付属する保証書が必要です。無くさないようにしましょう。
細かく保証内容が書いていますが、基本は「自然故障(商品不備)」が対象です。
落として壊れた・踏んで割れたなどはもちろん保証対象外になります。
度なしでも作れる?
JINSスイッチは度なしでも作成できます。
ですが度なしでも値段は変わらず13,200円(税込み)なので、ちょっと割高な印象です。
好みにもよりますが、度なしならブルーライトカットもサングラスも割安に作れるため、JINSスイッチじゃなくても良いのかなと思います。
JINSスイッチはこんな人にオススメ
JINSスイッチはこんな人にオススメです。
- 度入りブルーライトカットメガネや度入りサングラスが割安で欲しい人
- ブルーライトカットプレート装着時30gちょっとの重さのメガネが気にならない人
- 度入りメガネを複数持ちたくない人
やはりリーズナブルなお値段で3in1機能が魅力です。裸眼でそこそこ見える人でブルーライトカットメガネが欲しい人は、JINSスイッチではなくそれ専用のメガネを買うことをオススメします。
なお本品はメガネにマグネットを利用しているため、心臓ペースメーカー等の磁力に弱い医療機器を装着している人は使用禁止となっています。ご注意ください。
安く・お得に購入する方法
JINSスイッチをお得に購入する方法はやはりクーポンを使うことです。
私はちょうど店頭でも使えるクーポンがあったので店頭で購入しましたが、オンラインショップのほうがかなり頻繁にクーポンを配布しています。
なので「店頭でデザインやかけ心地をチェック ➡ オンラインショップでクーポンを使って購入」が1番お得だと思われます。
なおJINSオンラインにはバーチャル試着機能があります。自分の顔をカメラで映して仮想試着する方法です。これで納得のいくモデルがあれば、店頭に行く必要さえありません。
またJINSオンラインでは旧型モデルのセールも頻繁に行っています。
本記事作成時点ではJINSスイッチの旧型(2in1、カラーレンズ付属タイプ)が4,000円台で売られていました。
さすがに3in1タイプはセール対象外でしたが、まずはオンラインショップのセール品を覗いてみる価値はありそうです。
おわりに
3in1のJINSスイッチを購入してみました。
前から欲しいと思っていたブルーライトカットメガネが割安で手に入ったので、大満足の買い物でした。
価格が13,200円とお安めだったので
マグネットプレートが気に入らなければ普通のメガネとして使えばいいや!
とダメ元で購入してみましたが、無事すべてのプレートが使えて良かったです。
私と同じように裸眼でブルーライトカットメガネやサングラスを付けるのが難しい方は、ぜひJINSスイッチを検討してみてはいかがでしょうか。オススメです。
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