これまで現金のみだったスーパーのロピアが、2025年3月より、公式アプリへのプリペイドチャージによるキャッシュレス決済の導入を開始しました。
ロピアのキャッシュレス決済についてはこちらで詳しくまとめていますが、
ロピアのアプリ支払いを使用するには、アカウント作成と残高チャージが必要です。
しかし、メインとサブのスマホ2台持ちをしている場合など、同じアカウントを複数端末で使いたい場合ってありますよね。

そこで本ページでは、AndroidとiPhoneを用意して、「ロピアアプリ支払い」で同一アカウントで同時利用ができるのかを検証しています。
複数端末で使いたいケースってどんなとき?
検証の前に、複数端末で同じアカウントを使いたいケースについて考えてみます。
パッと思いつくものでいえば、
- 普段から複数端末持ちで、持ち歩く端末が限定されていない
- 旦那さんと奥さんで、同じアカウントで支払いをしたい(アカウント管理の単純化や、複数のアカウントにチャージしたくない、など)
- 遠く離れた両親にお得なキャンペーンを享受させたい
などなど・・いろんなケースが考えられます。
検証方法
今回の検証をするにあたり、AndroidとiPhoneを用意しました。
同じアプリでも、それぞれで仕様が異なる場合があるので、各端末でどのような挙動をするのか検証するためです。

これに各社コード支払いアプリをインストールし、AndroidとiPhone、2つの端末でコード支払いが出来るかを検証してみます。
ロピアアプリ支払いは複数端末で使えるか
それでは実際に検証してみましょう。
まずはAndroid端末にロピアアプリをインストールし、すぐに支払いができる状態まで設定します。

つぎにiPhoneに同じアカウントでロピアアプリをインストールします。


これで同じアカウントで2端末のロピアアプリにログインする状況が作れました。
しかし、まだ決済バーコードが表示されていないため「メールアドレス認証」を突破すると、「同一アカウントで複数の端末にログインできますが、アプリ支払い機能を利用できるのは1台の端末のみです。」の表示が。


とりあえず、iPhoneでも決済バーコードが表示できましたが、ここで重要なのが元々の端末でもロピアアプリ支払いが使用できるかどうか。

元々利用していた端末(今回の場合はAndroid)を見てみると・・・ログイン状態は維持しているものの、支払いバーコードが消えていました。

ロピアアプリは他端末で支払い方法を設定すると、勝手に支払い認証がクリアされるようです。
一応利用の度に認証を突破することで複数端末で利用可能ではありますが、気軽に利用できるものではなさそうです。
ロピアアプリ支払いを複数端末で使用する場合のメリットは?
ロピアアプリ支払いを複数端末で使用するメリットは複数挙げられます。
チャージ残高の管理が楽
ロピアアプリ支払いは、残高をチャージして利用するタイプのコード決済サービスです。
そのため無闇に複数のロピアアカウントにチャージしたくない場合には、それだけでも複数端末で使用するメリットと言えます。
なお、残高を使い切る方法についてはこちらで詳しくまとめています。
ポイントがまとめられる
ロピアアプリ支払いでは、チャージの度にポイント(1,000円ごとに100C)が貯まります。
複数アカウントのポイントを統合することはできないため、家族で同一アカウントを兼用するのは大きなメリットです。
「ロピアポイント C(シー)」についてはこちらで詳しくまとめています。
おわりに
ロピアアプリは支払い方法の設定を繰り返せば、複数端末で使用できることがわかりました(2025年6月時点の仕様)。
ただ実用的か、と言われるとイマイチですね…。
それでもロピアアプリ支払いは、現金以外でチャージする場合、チャージの度に手数料が発生すること、またチャージ特典で「C(シー)」と呼ばれる独自のポイントが貯まるため、メールアドレス認証1つで複数端末での支払いが可能になるのは大きなメリットです。
そのほかの○○Payで同様の検証をしています。よろしければ下記からご閲覧ください。
- LINEPay編はこちら
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