食品から家庭雑貨、美容、衣料品、家電、インテリア・寝具、自転車、玩具・バラエティグッズなど多種多様なラインナップのドン・キホーテのPBブランド「情熱価格」。
「ド」のマークと、パッケージに羅列された沢山の商品説明が特徴で、そのお得さや面白さからつい手に取りたくなる商品で溢れています。
しかし、万人受けする定番商品だけでなく、ドンキならではの変わり種商品も多く販売しているため「口に合わない」と感じる食品が存在するのも事実のようです。
そこで、まずい、失敗と噂の気になる「情熱価格商品」を購入し「本当にまずいのか」「値段相応?」「値段の割に美味しいのか」などを検証してみることに。

本記事では好き嫌いがなく割と何でも食べられる私が、噂のヤバイ商品を実食した感想をまとめています。買って後悔する前に是非ご一読下さい。
「美味しすぎる」「マズすぎる」など何かと話題になりやすいPB商品。
当ブログでも各PB商品の「大当たり商品」と「ハズレ商品」についてのまとめを行っています。
極上唐揚げ
1つ目のハズレ商品は「極上唐揚げ」です。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
270gで430円(税込)です。
冷凍唐揚げとしては特別高くないけれど、ドンキの他の冷凍唐揚げと比べると量も少なくリッチなお値段でした。
しかし、なんと中国産でした。

実食
電子レンジではべちゃっとすることが想像できるので、トースターでカリカリにして食べましたが、

肉が臭くて美味しくない。
衣の味はいいけど肉自体がまずいので、どうしようもない感じ…完全なるハズレでした。


「極上」と名のつく唐揚げなのに中国産だったのが敗因でした。裏面を見なかった自分を責めます。
オリーブオイル ケトルチップス
2つ目のハズレ商品は「オリーブオイル ケトルチップス」です。
前回購入した「オリーブオイル ケトルチップス」がハズレだったため、リニューアル後のこちらを購入しましたが、やはりNGでした。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
110g430円(税込)です。
堅あげポテトBIG(132g)が300円程で売っているので、ちょっと高いです(リニューアルして32g減りました)。
また、アメリカ産からスペイン産へと変わりました。

実食
以前のは舌が痛くなるほどとにかくしょっぱかったのですが、リニューアル後は塩加減も程よく、食感もパリッと硬めで美味しく改良されていました。
ただし、開封と同時に酸化したようなオリーブオイルの匂いが。
実際に食べてみても、オリーブオイルでカラッとさっぱりかと思いきや油臭さがかなり気になります。
これを「香り高い」と感じられれば良かったのですが、どうしても油臭いという表現が勝るように感じました。


これなら以下で紹介しているイオンの95円のふつうのポテチのほうが断然美味しいです。
やさしい甘さのカカオケーキ
3つ目のハズレ商品は3秒に1個売れるらしい「やさしい甘さのカカオケーキ」です。
冬場はレジ前に積まれているためついつい手に取る人も多いはず。

価格・コスパ・原産国・原材料は?
10個入431円(税込)です(画像は12個入りだった時の物)が、沢山入っているし、箱入りで土産品にありそうな見た目をしているため高くはない気がしますが、韓国産です。
1個120kcalで砂糖が多く使われいて甘そうです。

実食
袋も洒落ていて、

実物も何だかオシャレ。
ちょっと高級感のあるお菓子に見えますが、食べると残念です。
「カカオ」と言われると濃厚さを期待してしまいますが、チョコは薄くてあっさりめのチョコパイという感じ。
そして「やさしい甘さ」との記載ですが、ガッツリ甘いです。




美味しいは美味しいけど、パッケージの写真や箱の重厚感に期待しすぎてはいけません。
味は普通に安そうなお菓子です。
秒でどこでもTKG!?卵かけ風ご飯のたれ
4つ目のハズレ商品は「秒でどこでもTKG!?卵かけ風ご飯のたれ」です。

価格・コスパ・原産国・原材料は?
18g×8個で647円(税込)で、一食あたり80円なので普通に卵かけご飯を食べたほうが安いです。
キユーピー販売で、製造もキユーピーの子会社です。

実食
個包装で醤油たれと卵ソースが入っていて常温保存が可能です。


パキッと出してみるとこんな感じ(実際はそのままご飯にかけます)。
この醤油たれは別で販売している「寺岡家のたまごにかけるお醤油」を使用しているそうなのですが、とにかく醤油自体が濃くて味がキツイです。
ご飯を大盛にしても、かなり塩分がキツイので、一食で食べきるのは無理があります。


卵が無いときの救世主として利用できなくもないですが、卵かけご飯とは別物な感じがします。
アイディアは素晴らしいけど、値段に見合わない味です。
燻製牡蠣オイル漬け 85g
5つ目のハズレ商品は「燻製牡蠣オイル漬け」です。

価格・製造メーカー・原材料は?
85g106円(税込)です。
缶つまの「牡蠣」が700円程するので、激安ですが中国産です。

実食
12粒入っていました。
燻製、しかも牡蠣なので好みは大きく分かれそうですが、酒のつまみとしてはアリ。
しかし、まるで鶏の肝みたいな舌触りで、牡蠣っぽさは皆無です。



安いので仕方ありませんが、牡蠣と思って購入すると全くの別物なので大ハズレとさせて頂きました。
至福のココア
6つ目のハズレ商品は「至福のココア」です。
以前もハズレ商品として購入しましたが、リニューアルしたため再購入するも、やはりハズレ商品となりました。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
300g463円(税込)で、情勢的に仕方がないものの、140円程の値上げです。
「森永ミルクココア」が240g430円程で販売されているため、安いのが分かります。
販売は以前と同様の丸紅食料、製造はセフコフーズです。

実食
左がバンホーテン、右が情熱価格ですが、色味はバンホーテンと同じ感じでなめてもそんなに変わりません。

しかし、実際にココアにしてみると絶対的に「甘いココア」です。
他のミルクココアに比べて特別にまずいわけではないですが、とりわけ濃厚でも、コクがある訳でもなく、甘いです。


リニューアル前後で特段変化は感じられませんが、ちょっと甘いです。
個人的には、ココアはケチらずバンホーテンが一番です。
贅沢旨味だしパック
7つ目のハズレ商品は「贅沢旨味だしパック」です。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
75g(5g×15袋)で323円(税込)で、1袋約21円ですが、36袋の大容量なら1袋あたり約19円(税込)で購入できます。
製造は「三幸松山」で、ヤマキのだしパックが180g(9g×20袋)が880円程で販売されているのを考えると若干ですがお得です。
アミノ酸等が含まれてはいますが、豊富な種類のだしが使われています。

実食
お味噌汁なので、パックのまま入れて煮立てるだけですが、塩分が強いので他の調味料(味噌等)を減らさないと、けっこうしょっぱくなります。
口コミも良く、沢山売れている人気商品ではありますが、特にほんだしで作った味噌汁と大差なく、ほんだしでいいかな…という感想です。


だしパックが流行っているので、手頃な価格で試せたのは良かったですが、1袋あたりの量が少ないのですぐに使い切ってしまいます。
紅生姜タルタル
8つ目のハズレ商品はテレビやネットでもオススメされている「紅生姜タルタル」です。
このシリーズは「燻製風味たくあんタルタル」「きくらげタルタル」「ベーコンチーズタルタル」がありますが、1番人気は「紅生姜タルタル」です。

価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
200g539円(税込)ですが、得体のしれないものに支払う価格としては高い気がします。
製造はドレッシングやパスタソースの「桃宝食品」です。
体に良いものではないので、興味本位です。

実食
タルタルと言われると別物だけど、良い匂いで酸味があり、特に癖も無いです。
紅ショウガとマヨネーズをいっしょに食べた感じ。
ただ、野菜にディップしただけでは合わないです。

牛丼やてりやきチキン、焼きそば、お好み焼きなど、濃い味のものや日頃紅ショウガを添えて食べるものに使用するのが合っていますが、1瓶使い切るのはなかなか大変です。



この商品を使うより「紅ショウガ」と「マヨネーズ」を自分でかけた方が美味しいです。
色々入っていて体に良いものではなく、安くもなく、たいして美味しくも無いためわざわざ買う必要は無さそうです。
パインアップル缶
9つ目のハズレ商品はパインジュース入りの「パインアップル缶」です。

価格・コスパ・原産国・原材料は?
固形量482g388円(税込)のフィリピン産で、固形量340gのパイン缶が同価格で販売されていたため、かなりお得だと思います。
しかもただの砂糖ではなく、漬けているのは「パインアップルジュース」というから期待できます。

実食
カットされているためこのまま楽ちんです。
ジップロックスクリューロックに満杯2つ分でした。
「パインジュース」とのことで、確かにシロップ漬けとは違いますが、パイナップル感が薄過ぎてジュースと言われると騙された感が否めません。
安くてカットされていて良い商品だけど、ジュース漬けに惹かれて買うと失敗します。



不味くはないけれど、美味しくはないです。
パインジュースに期待したのに裏切られた気分…
ドドンとプリン
10個目のハズレ商品は「ドドンとプリン」です。


価格・コスパ・原産国・原材料は?
460g322円(税込)で、茶わん蒸しなどを製造する「しのぶ食品」のものです。
Bigプッチンプリン160gが161円(税込)ほどなので、重量を考えるとお得ではあります。

実食
まず、幅と高さが合わないので一瞬にして崩れました…
プッチンプリンの様な底の穴がないので、出すのも一苦労です。
肝心なお味は、こだわりの卵を使用しているだけあって卵が強く感じられます。
しかし、美味しいのは最初の二口くらいで、あとはもう甘い!
しかもプリンに対してカラメルが少ないので、苦みが無くとにかく甘い。
家族みんなで食べようと思ったのに、皆数口で「もういい」となってしまい、リピなしです。


300円程で大きなプリンが食べられるのは夢がありますが、美味しく食べきれる甘さではないです。しかも崩れるから盛り上がりにも欠けます。
無添加からだ想いラップ

情熱価格は美味しいものがほとんど
基本的に情熱価格であっても美味しいものが大半ですが、奇をてらった商品に挑戦すると、なかなか当たりが出ません。
私は日頃から「油、ごま油、ツナ缶、ゴマ、味海苔」などの商品に情熱価格を選びますが、どうしても不味くなりようもないものは安い情熱価格で十分です。
ただ、今回ドンキで購入した甘いもの「カカオケーキ、ココア、プリン」がどれも甘すぎるという残念な結果だったため、「カカオ」や「甘すぎない」の言葉に騙されてはいけないなと感じました。
また、テレビやSNSで話題でも実際に食べると微妙な商品も多いため、majicaアプリや公式サイトで閲覧可能な「マジボイス」を参考にするとリアルな声が聞けて良さそうです。

実際、今回購入した「卵かけ風ご飯のたれ」も話題性より、実際の口コミはリアルなものでした。

ドン・キホーテでお得に購入する方法
ドン・キホーテでは様々なキャッシュレス決済に対応しているため、その時々でお得なキャンペーンを行っている支払い方法を選択するのが賢いですが、私はドン・キホーテのコード決済「majica」を使用しています。
majicaアプリのクーポンでお得に買い物できるほか、

時々お得なチャージキャンペーンを行っているため、それに乗じてチャージをして利用しています。

また、セルフレジによってはコード決済不可ですが、マジカならどこのレジに並んでも利用可能なためおすすめです。
おわりに
ハズレと噂のドン・キホーテ商品を購入してみましたが、「安いからそりゃそうだよね」という商品だけでなく、「高くても口に合わない商品」があったりと、ドン・キホーテは難しいなと感じました。
しかし、テレビや雑誌で見た商品を狙って買うと、「言うほど美味しくない」ものに出会う可能性も大きいため、「マジボイス」等のリアルな口コミを見ることをオススメします。
当ブログでは他にも多くの「商品・サービスのレビュー」を行っていますので、宜しければご閲覧ください。












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