食品から家庭雑貨、美容、衣料品、家電、インテリア・寝具、自転車、玩具・バラエティグッズなど多種多様なラインナップのドン・キホーテのPBブランド「情熱価格」。
「ド」のマークと、パッケージに羅列された沢山の商品説明が特徴で、そのお得さや面白さからつい手に取りたくなる商品で溢れています。
しかし、万人受けする定番商品だけでなく、ドンキならではの変わり種商品も多く販売しているため「口に合わない」と感じる食品が存在するのも事実のようです。
そこで、まずい、失敗と噂の気になる「情熱価格商品」を購入し「本当にまずいのか」「値段相応?」「値段の割に美味しいのか」などを検証してみることに。
本記事では好き嫌いがなく割と何でも食べられる私が、噂のヤバイ商品を実食した感想をまとめています。買って後悔する前に是非ご一読下さい。
「美味しすぎる」「マズすぎる」など何かと話題になりやすいPB商品。
当ブログでも各PB商品の「大当たり商品」と「ハズレ商品」についてのまとめを行っています。
からだ想いラップ
1つ目のハズレ商品は「からだ想いラップ」です。
価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
22cm×50cmで107円(税込)です。
同じ長さのキッチニスタラップが380円程、クレラップが400円程で販売されていたため、かなり安いのが分かります。
耐熱温度はクレラップ等よりも低く、耐冷温度は高いです。
また、クレラップやキッチニスタラップは日本製ですが、こちらは中国製です。
値段相応といった感じで、他のラップに比べてペラペラで切れ味も悪いです。
バナナを包んでみても他のラップはぴったりくっついている一方で、ドンキはペラペラと剥がれて行ってしまいます。
安いのは嬉しいですが、この切れ味の悪さ、密着度の悪さはストレスでしかありません。
ラップはこちらで紹介している業務スーパー「プロ好みのラップ」が最高におすすめです。
オリーブオイル ケトルチップス
2つ目のハズレ商品は「オリーブオイル ケトルチップス」です。
似た見た目の「ひまわり油」を使用したポテトチップスも評判が悪いようですが、こちらの「オリーブオイル」もNGでした。
価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
142g429円(税込)です。
カルビーのBIG BAG(160g)が300円台で売っているので、安くはないですが、袋の感じからアメリカ感があって期待大です。
実食
オーザックよりなポテチです。
ん~、「海塩で濃いめに味付け」と書いてある通りではありますが、とにかくしょっぱくて、舌が痛くて美味しさを感じられませんでした。
これなら以下で紹介しているイオンの88円のふつうのポテチのほうが断然美味しいです。
やさしい甘さのカカオケーキ
3つ目のハズレ商品は3秒に1個売れるらしい「やさしい甘さのカカオケーキ」です。
冬場はレジ前に積まれているためついつい手に取る人も多いはず。
価格・コスパ・原産国・原材料は?
12個入429円(税込)ですが、沢山入っているし、箱入りで土産品にありそうな見た目をしているため高くはない気がしますが、韓国産です。
1個120kcalで砂糖が多く使われいて甘そうです。
実食
袋も洒落ていて、
実物も何だかオシャレ。
ちょっと高級感のあるお菓子に見えますが、食べると残念です。
「カカオ」と言われると濃厚さを期待してしまいますが、チョコは薄くてあっさりめのチョコパイという感じ。
そして「やさしい甘さ」との記載ですが、ガッツリ甘いです。
美味しいは美味しいけど、パッケージの写真や箱の重厚感に期待しすぎてはいけません。
味は普通に安そうなお菓子です。
ミニカカオチョコパイ
4つ目のハズレ商品は「ミニカカオチョコパイ」です。
価格・コスパ・原産国・原材料は?
12個入321円(税込)で、「ロッテの小さなチョコパイ」が8個入275円程で販売されているのと比べると安いです。
ベトナム産で、かなり甘そうです。
実食
ミニとは書いてあるけれど本当に小さく、見るからにチョコの色が薄いです。
中にはマシュマロ入りで、チョコパイというより「森永のエンゼルパイ」のよう。
「カカオ」と書かれると濃厚さを勝手にイメージしてしまいますが、とにかく薄くて駄菓子のチョコケーキのようなお粗末感。
もたっとしていて、後口が悪いです。
不味くはないけれど美味しくはないです。
本家のチョコパイを想像して食べると、満足できません!
くんたま
5つ目のハズレ商品はたまご売り場にいる「くんたま」こと燻製卵です。
価格・製造メーカー・原材料は?
2個159円(税込)です。
卵製品を製造する「ワイエムフーズ」のもので、国産卵に味付けがされています。
実食
意外と小ぶり!
匂いもしっかり燻製で、見た目はとても色が濃いですが、食べると燻製感が弱いです。
これだと誰にでも食べやすいけれど、せっかく「燻製」を買ったのになぁ、という薄さ。
誰でも食べやすいけど、万人受けすぎて、燻製好きからすると、わざわざ燻製卵を買った意味・・・となるかも。
至福のココア
6つ目のハズレ商品は「至福のココア」です。
「チョコレートのように濃厚なのに甘すぎない」って最高のココアだと思うのですが、実際はそんなことはありませんでした。
価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
300g321円(税込)で、丸紅食料の販売です。
「森永ミルクココア」が240g390円程で販売されているため、かなり安いのが分かります。
バンホーテンミルクココア(右)と比較しても、大きな違いはありませんが、情熱価格は、砂糖の他にブドウ糖も使用されており、糖質も高いため「甘すぎない」が嘘である可能性が。
実食
左がバンホーテン、右が情熱価格ですが、色味はバンホーテンと同じ感じでなめてもそんなに変わりません。
しかし、実際にココアにしてみると絶対的に「甘いココア」です。
他のミルクココアに比べて特別にまずいわけではないですが、とりわけ濃厚でも、コクがある訳でもなく、甘いです。
パッケージの文字を鵜吞みにしてはいけませんね。
バンホーテンミルクココアの美味しさを再認識しました。
スモーキーハイボール
7つ目のハズレ商品はお酒から「スモーキーハイボール」です。
家でもBAR気分になれる癖の強いハイボールだそうで。
価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
350ml217円(税込)で350mlのハイボール缶はスーパーだと120~220円程のため、PB商品にしてはお高めの印象です。
業務スーパーで販売されているコーラ等、激安ジュース等で知られる「富永貿易」の販売です。
実食
これはかなりスモーキーでクセが強いですが、不味くはないです。
しかし、バーを連想するような洒落たスモーキーさではありません。
ハイボール自体は美味しいので、ここからスモーキーさを抜いたらもっと美味しいハイボールだったなと思います。
1回飲めば十分な味です。
変わり種商品なのでありだけど、リピートなしという点でまずいに分類しました。
紅生姜タルタル
8つ目のハズレ商品はテレビやネットでもオススメされている「紅生姜タルタル」です。
このシリーズは「燻製風味たくあんタルタル」「きくらげタルタル」「ベーコンチーズタルタル」がありますが、1番人気は「紅生姜タルタル」です。
価格・コスパ・製造メーカー・原材料は?
200g537円(税込)ですが、得体のしれないものに支払う価格としては高い気がします。
製造はドレッシングやパスタソースの「桃宝食品」です。
体に良いものではないので、興味本位です。
実食
タルタルと言われると別物だけど、良い匂いで酸味があり、特に癖も無いです。
紅ショウガとマヨネーズをいっしょに食べた感じ。
ただ、野菜にディップしただけでは合わないです。
牛丼やてりやきチキン、焼きそば、お好み焼きなど、濃い味のものや日頃紅ショウガを添えて食べるものに使用するのが合っていますが、1瓶使い切るのはなかなか大変です。
この商品を使うより「紅ショウガ」と「マヨネーズ」を自分でかけた方が美味しいです。
色々入っていて体に良いものではなく、安くもなく、たいして美味しくも無いためわざわざ買う必要は無さそうです。
パインアップル缶
9つ目のハズレ商品はパインジュース入りの「パインアップル缶」です。
価格・コスパ・原産国・原材料は?
固形量482g321円(税込)のフィリピン産で、固形量340gのパイン缶が同価格で販売されていたため、かなりお得だと思います。
しかもただの砂糖ではなく、漬けているのは「パインアップルジュース」というから期待できます。
実食
カットされているためこのまま楽ちんです。
ジップロックスクリューロックに満杯2つ分でした。
「パインジュース」とのことで、確かにシロップ漬けとは違いますが、パイナップル感が薄過ぎてジュースと言われると騙された感が否めません。
安くてカットされていて良い商品だけど、ジュース漬けに惹かれて買うと失敗します。
不味くはないけれど、美味しくはないです。
パインジュースに期待したのに裏切られた気分…
チーズスナック缶
10個目はハズレと聞いていた「チーズスナック缶」ですが、意外にも美味しく1缶1人で食べきれてしまったため、当たり商品になりました。
超極小粒納豆
最後もハズレと聞いていた「納豆」です。
「ドンキの納豆は臭い」という口コミを見て購入したのですが、よくある普通の納豆でした。
なんなら美味しかった!
情熱価格は美味しいものがほとんど
今回23の商品を購入しましたが、そのうちハズレ認定したのは10商品でした。
私は日頃から「油、ごま油、ツナ缶、ゴマ、ドレッシング」などの商品に情熱価格を選びますが、どうしても不味くなりようもないものは安い情熱価格で十分です。
ただ、今回ドンキで購入した甘いもの「カカオケーキ、チョコパイ、ココア」がどれも薄くて甘すぎるという残念な結果だったため、「カカオ」や「甘すぎない」の言葉に騙されてはいけないなと感じました。
また、テレビやSNSで話題でも実際に食べると微妙な商品も多いため、majicaアプリや公式サイトで閲覧可能な「マジボイス」を参考にするとリアルな声が聞けて良さそうです。
実際、今回購入したラップは評価が低く、口コミも悪かったです。
ドン・キホーテでお得に購入する方法
ドン・キホーテでは様々なキャッシュレス決済に対応しているため、その時々でお得なキャンペーンを行っている支払い方法を選択するのが賢いですが、私はドン・キホーテのコード決済「majica」を使用しています。
majicaアプリのクーポンでお得に買い物できるほか、
時々お得なチャージキャンペーンを行っているため、それに乗じてチャージをして利用しています。
また、セルフレジによってはコード決済不可ですが、マジカならどこのレジに並んでも利用可能なためおすすめです。
おわりに
ハズレと噂のドン・キホーテ商品を購入してみましたが、「安いからそりゃそうだよね」という商品だけでなく、「高くても口に合わない商品」があったり、ドン・キホーテは難しいなと感じました。
しかし、テレビや雑誌で見た商品を狙って買うと、「言うほど美味しくない」ものに出会う可能性も大きいため、「マジボイス」等のリアルな口コミを見ることをオススメします。
当ブログでは他にも多くの「商品・サービスのレビュー」を行っていますので、宜しければご閲覧ください。
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